【完全ガイド】庭づくりの始め方|初心者でも失敗しない!おしゃれな庭の作り方とお手本事例35選
はじめに:理想の庭づくり、何から始める?
「自分だけの素敵な庭に憧れるけど、何から手をつけていいか分からない…」
「DIYに挑戦したいけれど、失敗しないか不安…」
そんなお悩みはありませんか?
庭づくりは、家づくりの中でも特に夢が広がる部分です。緑に囲まれて過ごす休日、子どもやペットが駆け回る姿、自分で育てたハーブで料理を楽しむ生活。そんな理想を思い描く一方で、多くの初心者が「知識がない」「費用が心配」「時間がかかるのでは」といった不安を感じています 。
この記事は、そんなあなたのための「庭づくりの教科書」です。私たち庭づくりのプロが、計画から完成までの全手順、費用、おしゃれなデザインのコツまで、初心者の方にも分かりやすく徹底解説します。この記事を1本読むだけで、庭づくりに関するあらゆる疑問が解決し、自信を持って第一歩を踏み出せるようになることをお約束します。さあ、一緒に理想の庭づくりを始めましょう。
1. まずは決めよう!理想の庭のスタイル7選
庭づくりを成功させる最初のステップは、「どんな庭にしたいか」という完成イメージを具体的にすることです。
ここでは、人気のある7つのガーデンスタイルをご紹介します。それぞれの特徴を知り、ご自身の好みや住宅の雰囲気に合ったスタイルを見つけるための参考にしてください。これらのスタイルはあくまで指針であり、要素を自由に組み合わせて、あなただけのオリジナルな庭を創造することも可能です 。
ナチュラルガーデン:自然の風景を切り取ったようなスタイル
ナチュラルガーデンは、里山や野原の風景を再現した、ありのままの自然の美しさを活かすスタイルです 。
日本では、雑木の庭ともよく呼ばれます。人工的な要素やデザインを極力減らし、小道は直線ではなくS字カーブのような曲線を取り入れたり、雑貨はプラスチックを避けて木製のものを選んだりすることで、温かみのある雰囲気を演出できます 。その土地の気候や土壌に合った植物を選ぶことで、手入れが楽になり、健康な庭を保つことができます 。初心者でも育てやすいマーガレットやキキョウなど、植えっぱなしでも育つ宿根草や多年草がおすすめです 。
イングリッシュガーデン:草花が咲き誇る英国風の庭
イングリッシュガーデンは、自然の風景を大切にしながらも、計算された美しさを持つスタイルです 。
特徴的なのは「ボーダーガーデン」という手法で、手前から奥にかけて背の低い植物から高い植物へと段階的に植えることで、庭に奥行きと立体感を生み出します 。素材は木や石、レンガといった自然素材が基本で、プラスチック製品は避けるのが一般的です 。バラやラベンダー、ジギタリスなどを使い、赤や紫を基調とした色彩計画を立てると、より本格的な雰囲気になります 。一見、自然に見えながらも、人の手によって緻密に計画された景観が魅力です。
和風庭園:石や苔、竹などを使い「わびさび」を表現
日本の伝統的な美意識を表現した静寂と落ち着きのある空間、それが和風庭園です。
石や砂、水、苔、竹といった自然素材を用いて、山や川などの自然風景を象徴的に表現します 。水を使わずに砂利や砂で水の流れを表現する「枯山水」は代表的な手法です 。また、石灯籠や手水鉢(ちょうずばち)、ししおどしといった添景物を配置することで、趣が深まります 。狭いスペースでも、飛び石をジグザグに配置したり、苔や石で高低差をつけたりすることで、奥行き感を演出できます 。
和風庭園の要素 | 役割・意味 |
---|---|
景石 | 山や島を表現、庭の骨格を作る |
白砂・砂利 | 水面や川の流れを表現 |
苔 | 時間の経過と自然の営みを表現 |
竹 | しなやかさと強さ、清涼感を演出 |
モダン:直線的でシンプルなデザイン
モダンな庭は、不要な装飾を排し、直線や幾何学的なデザインで構成される、洗練された都会的なスタイルです 。使う色数を抑え、コンクリートやタイル、金属、ガラスといった硬質で無機質な素材を取り入れるのが特徴です 。
- 和モダン: 砂利や竹垣、御影石といった和の要素と、シンプルな直線のデザインを融合させたスタイル。植栽を最小限に抑え、落ち着いたリラックス空間を演出します 。
- 洋風モダン: タイルやウッドデッキ、シェードなどを活用し、開放感と高級感を両立させたスタイル。ガーデニングを楽しむスペースも確保しやすいのが魅力です 。
ロックガーデン:ゴツゴツした岩石と植物の組み合わせ
大小さまざまな岩石をダイナミックに配置し、その隙間に植物を植え込むことで、高山や荒野のようなワイルドな景観を作り出すのがロックガーデンです 。
平らな場所でも土を盛って高低差を作ることで実現可能です 。水はけが非常に良い環境になるため、植える植物は乾燥に強い多肉植物やサボテン、ハーブ、高山植物などが適しています 。石の色や形で雰囲気は大きく変わり、黒やグレーの石ならモダンに、茶系の石ならナチュラルな印象になります。また、傾斜地や日当たりの良い場所に適しており、水やりの手間が少ないローメンテナンスな庭として人気があります。
ジャンクガーデン:アンティーク雑貨などを活用した遊び心のある庭
「ジャンク(Junk)」が意味する「ガラクタ」の通り、錆びた缶や古い道具、壊れた木箱といった、一見不用品に見えるものを鉢や装飾として活用する、遊び心に溢れたスタイルです 。
アンティーク調にリメイクした缶に多肉植物を植えるのは定番の組み合わせ 。庭の中にベンチや古い自転車など、目を引く「フォーカルポイント」を作ると、全体が引き締まります 。決まったルールはなく、自分の好きなものを自由に飾って楽しむ、創造性豊かなガーデニングです。
リゾートガーデン:非日常感を味わえる癒やしの空間
自宅の庭を、まるでリゾート地のような非日常的な癒やしの空間に変えるスタイルです 。
- バリ風: アースカラーを基調とし、自然石のタイルやレリーフ、木製の家具などを配置。植物を下からライトアップすると、夜には幻想的な雰囲気が高まります 。
- ハワイ風: ヤシの木(ココスヤシなど)をシンボルツリーに、開放的で明るい雰囲気を演出します。真っ赤な花が咲くカリステモンなども人気です 。
屋外用のソファやテーブルを置けば、リラックスして過ごせる極上のプライベート空間が完成します。
リゾート演出アイテム | 効果・用途 |
---|---|
ウォーターファウンテン | 水音による癒し効果 |
ハンモック | くつろぎスペースの創出 |
アウトドア家具 | 屋外リビングの実現 |
間接照明 | 夜間の幻想的な演出 |
2. 初心者でも簡単!庭づくりの基本5ステップ
理想の庭のイメージが固まったら、いよいよ実践です。ここでは、DIYで庭づくりを行うための基本的な5つのステップを、プロの視点から詳しく解説します。この手順通りに進めれば、初心者でも大きな失敗なく、着実に理想の庭に近づけるはずです。
STEP1:理想の庭をイメージ・デザインする
作業を始める前に、計画を立てることが最も重要です。この段階を丁寧に行うことで、後の作業がスムーズになり、失敗のリスクを大幅に減らすことができます。
- 現状の確認(日当たり・水はけ・土壌): まず、庭の現状を正確に把握します。一日を通して、どの場所に、どのくらいの時間、日が当たるのかを確認しましょう。植物の生育には日照条件が不可欠です。また、雨が降った後に水たまりができる場所はないか、水はけの状態もチェックします 。土が粘土質で固いか、砂質でサラサラしているかなど、土壌の状態も見ておきましょう 23。
- 庭の目的を決める: その庭で何をしたいのかを明確にします。「バーベキューを楽しみたい」「子どもの遊び場にしたい」「静かに読書をする空間が欲しい」など、目的によって必要な広さやレイアウト、適した素材が変わってきます 。
- 簡単な設計図を描く: 頭の中のイメージを、紙に描き出してみましょう。プロのような精密な図面である必要はありません。どこにシンボルツリーを植え、どこに小道を作り、どこを花壇にするかといった大まかな配置を描くだけで、全体のバランスを確認でき、必要な資材の量も計算しやすくなります 。
STEP2:土壌の改良・準備
庭づくりにおいて、見た目には分かりにくいですが最も重要なのが「土台作り」です。ここの作業を怠ると、後々「雑草だらけで手が付けられない」「植物が育たない」といった問題に直面することになります。
- 徹底した雑草対策: 新しく庭を作る場所の雑草は、根から完全に取り除きます。その上で、高品質な「防草シート」を敷くことを強く推奨します。防草シートは、雑草の光合成を妨げて生えてくるのを物理的に防ぐ非常に効果的なアイテムです 。シートの隙間から雑草が生えないよう、シート同士は10cm以上重ねて敷くのがポイントです。
- 水はけの改良: 日本の土壌は粘土質で水はけが悪いことが多いです。水はけが悪いと根腐れの原因になります。土が固い場合は、砂や腐葉土を混ぜ込んで耕すことで、土壌の排水性と通気性を高めることができます。
- 土に栄養を与える: 植物が元気に育つためには、栄養豊富な土が必要です。ホームセンターなどで販売されている「堆肥」や「腐葉土」を元の土に混ぜ込むことで、ふかふかで健康な土壌を作ることができます。
STEP3:庭のメイン(シンボルツリー)を決める
庭全体の印象を決定づける主役、それがシンボルツリーです。一本あるだけで庭に立体感が生まれ、ぐっと引き締まった印象になります 。
- 初心者向けの選び方: 初めての方は、病害虫に強く、手入れが少なくても樹形が乱れにくい品種を選ぶのが成功の秘訣です 。また、植える場所の日当たりや、成長後の大きさを必ず確認しましょう。小さいうちは可愛らしくても、数年後には想定以上に大きくなり、隣家への越境や日照問題の原因になることもあります 。
- おすすめのシンボルツリー:
- 常緑樹(一年中葉がある): 目隠しにもなり、落ち葉掃除が楽なのがメリット。ソヨゴ、シマトネリコ、オリーブなどが人気です 。
- 落葉樹(冬に葉が落ちる): 新緑や紅葉など、四季の移ろいを楽しめます。冬には庭に日差しを取り込みやすくなります。ヤマボウシ、ジューンベリー、アオダモなどがおすすめです 。
植え付けは、根鉢の2~3倍の大きさの植え穴を掘り、腐葉土を混ぜた土で植え付けるのが基本です。植え付け後は支柱を立てて、風で倒れないように固定します。
樹木の種類 | 特徴 | 成長後の高さ | おすすめの庭 |
---|---|---|---|
ハナミズキ | 春の花、秋の紅葉 | 5~8m | 洋風・ナチュラル |
シマトネリコ | 常緑、涼しげな葉 | 8~10m | モダン・南国風 |
ヤマボウシ | 白い花、赤い実 | 5~7m | 和風・ナチュラル |
オリーブ | 銀葉、実がなる | 3~5m | 地中海風・洋風 |
STEP4:素材(砂利・レンガ・ウッドデッキ等)を配置する
シンボルツリーが決まったら、地面をデザインしていきます。ハードスケープと呼ばれる構造物(アプローチや花壇など)や舗装材を適切に配置することで、機能的で美しい庭が完成します。
- アプローチ(小道)の作り方: 玄関から庭へ続く小道は、庭の動線とデザインの要です。人が一人通るのに必要な幅は最低でも60cm、ゆとりを持つなら1mから1.2m程度確保すると良いでしょう 。コンクリート製の枕木や自然石の飛び石を置くだけでも、素敵な小道が作れます。素材を置く前には、地面を少し掘って平らにならし、基礎を安定させることがきれいに仕上げるコツです 23。
- 花壇の作り方: レンガやブロックで囲いを作り、その中に培養土を入れるだけで簡単な花壇が完成します。土が流れ出ないように、レンガの半分程度を土に埋めて固定するのがポイントです 。
- 砂利やウッドチップを敷く: 雑草対策と景観向上を兼ね備えた人気の方法です。STEP2で敷いた防草シートの上に、3cmから5cmほどの厚みで砂利やウッドチップを敷き詰めます。これにより、防草シートの劣化を防ぎ、見た目もおしゃれになります 。
素材 | メリット | デメリット | ㎡単価の目安 |
---|---|---|---|
化粧砂利 | 施工が簡単、雑草対策 | 歩きにくい、飛散する | 3,000~5,000円 |
レンガ | 温かみがある、耐久性 | 施工に技術が必要 | 8,000~12,000円 |
天然石 | 高級感、個性的 | 高価、重量がある | 15,000~30,000円 |
人工芝 | メンテナンスフリー | 夏場は高温になる | 5,000~10,000円 |
STEP5:植物(グランドカバー・草花)を植える
最後のステップは、庭に彩りと季節感を与える草花やグランドカバーの植栽です。シンボルツリーの足元や花壇、通路の脇などに配置して、庭全体に統一感を持たせます。
- グランドカバープランツを植える: 地面を覆うように広がる植物を「グランドカバー」と呼びます。雑草が生えるスペースを奪い、土の乾燥を防ぐ効果があります 。日当たりの良い場所にはヒメツルソバやタイム、日陰にはアジュガやリュウノヒゲ(玉竜)などが丈夫で育てやすいです。
- 基本的な植え付け方: ポット苗を植える際は、根鉢(ポットから出したときの根と土の塊)をあまり崩さずに優しく扱いましょう 。植えた後は、根元にたっぷりと水を与えます。
- 水やりの基本: 水やりは「土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと」が原則です 。植物の葉や花に直接かけるのではなく、根元の土に優しく注ぎます。これにより、根腐れや病気を防ぎます。
庭づくりの基本道具リスト
初心者がまず揃えたい基本的な道具と材料をまとめました。これらがあれば、小規模な庭づくりは十分に始められます。
道具名 | 用途 | 選び方のポイント | 価格帯 |
---|---|---|---|
スコップ(剣スコ) | 穴掘り、土の移動 | ステンレス製が錆びにくい | 2,000~5,000円 |
移植ゴテ | 小さな穴掘り、植え付け | 目盛り付きが便利 | 500~2,000円 |
剪定ばさみ | 枝の剪定、花がら摘み | 切れ味重視、手になじむもの | 3,000~8,000円 |
ジョウロ | 水やり | 6~10L程度が使いやすい | 1,000~3,000円 |
レーキ(熊手) | 土ならし、落ち葉集め | 伸縮式が収納に便利 | 1,500~3,000円 |
園芸用手袋 | 手の保護 | 防水加工、滑り止め付き | 500~1,500円 |
土入れ | 鉢への土入れ | 大中小のセット | 1,000~2,000円 |
ホース(リール付き) | 水やり、洗浄 | 20~30mが標準的 | 3,000~10,000円 |
3. 庭づくりにかかる費用は?DIYと業者の料金相場を比較
庭づくりで最も気になるのが費用です。「DIYなら安く済む?」、「業者に頼むといくらかかる?」といった疑問にお答えします。ここでは、DIYと専門業者に依頼した場合の費用を比較し、賢い選択のための判断基準を解説します。
DIYで庭づくりをする場合の費用内訳
DIYの費用は、基本的に「道具代」と「材料費」です。すでに道具を持っている場合は、材料費のみで始められます。
初期道具代
スコップ、レーキ、ジョウロ、ハサミなどを一式揃える場合、約5,000円~15,000円程度が目安です。
土・肥料代
培養土は1袋(25L)で約500円~1,500円程度。庭の広さや土壌の状態によって必要量は変わります。
植物代
シンボルツリーは1本約5,000円~30,000円、花苗は1ポット約100円~500円程度です。
砂利・レンガ等の材料費
- ・
砂利: 1平方メートルあたり約1,500円~2,500円(防草シート代含む)。 - ・
レンガ: 1平方メートルあたり約2,000円~5,000円。 - ・
天然芝: 1平方メートルあたり約1,000円~3,000円。
DIYは初期費用を抑えられるのが最大のメリットですが、時間と労力がかかる点、そして失敗した際のリスクは自己責任となる点を理解しておく必要があります。
プロの業者に依頼した場合の費用相場
専門業者に依頼する場合、材料費に加えて「設計デザイン料」や「施工費(人件費)」がかかります。しかし、その分、質の高い仕上がりと長期的な満足度が期待できます。費用は工事内容によって大きく異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
設計・デザイン料
工事費全体の約5%~15%が目安ですが、業者によっては工事費に含まれる場合もあります。
施工費(工事内容別、1平方メートルあたり)
- ・
砂利敷き: 約3,000円~9,000円。 - ・
人工芝: 約7,000円~15,000円(下地工事含む)。 - ・
コンクリート舗装: 約10,000円~20,000円。 - ・
タイル・レンガ張り: 約15,000円~30,000円。
設備設置費用
- ・
ウッドデッキ(10平方メートル程度): 約20万円~60万円(木材の種類による)。 - ・
目隠しフェンス(高さ1.8m、長さ10m程度): 約25万円~50万円。 - ・
シンボルツリー植栽(高さ3m~5m): 1本あたり約3万円~10万円(樹木代・植栽費込み)。
一般的な新築住宅の外構・庭づくり全体では、100万円~300万円が最も多い価格帯です。
業者に頼むメリット・デメリット
- メリット:
- 専門的な知識と技術: 排水処理や土地の勾配など、見えない部分の基礎工事を確実に行い、長期的に問題が起きにくい庭を実現します 2。
- 高品質な仕上がり: デザイン性と機能性を両立させた、美しい庭が手に入ります。
- 時間と労力の節約: 面倒な作業や力仕事をすべて任せられます。
- トータルコストの削減: 長期的に見れば、手直しやメンテナンスの費用が抑えられ、結果的に安くつく場合もあります。
- デメリット:
- 初期費用が高い: DIYに比べて初期投資は大きくなります。
庭づくりは、初期費用だけでなく、その後のメンテナンスにかかる時間や費用という「トータルコスト」で考えることが重要です。特に、排水や整地といった基礎部分の失敗は、後から修正するのが非常に困難で高額になりがちです 2。どの作業をDIYで行い、どの部分をプロに任せるか、賢く見極めることが成功の鍵と言えるでしょう。
DIY vs プロ:費用と難易度比較表
どの作業を自分で行うか判断するための目安として、代表的な庭づくりプロジェクトを比較しました。
4. 【施工例30選】プロが手がけたおしゃれな庭のデザイン集
ここからは、私たち「揖斐川庭石センター」が実際に手掛けたお庭の施工事例を30件、厳選してご紹介します。これまでの解説で庭づくりの知識を深めた今、具体的な事例を見ることで「こんな庭にしたい!」というイメージがさらに膨らむはずです。プロならではのデザインやアイデアをご覧ください。
スタイル別に見る施工事例
ナチュラルガーデンの施工事例7選
自然素材を活かし、植物がのびのびと育つ、心地よいナチュラルスタイルの庭園です。
- 揖斐・小島の庭: 自然石と緑が調和した、心安らぐ空間。
揖斐・小島の庭
- 大垣市荒尾の庭: 雑木メインの四季を感じられる植栽計画。
大垣・荒尾の庭
- 本巣北方・hairsalon xin-fu:
本巣北方・hairsalon xin-fu
- 各務原市鵜沼山崎町のお庭: 山小屋のような庭。
各務原・鵜沼山崎の庭
- 岐阜・尻毛の庭:
岐阜・尻毛の庭
- 瑞穂・穂積の庭: 自然石の石積みが、ナチュラルでありながら重厚感をプラス。
瑞穂・穂積の庭
和風庭園の施工事例7選
伝統的な美しさと現代の暮らしやすさを融合させた、静寂と品格のある和の空間です。
- 岐阜・長良の庭: 枯山水を取り入れた、モダンな和風庭園。
岐阜・長良の庭
- 本巣・海老の庭:
本巣・海老の庭
- 垂井・大石の庭: 既存の石を利用した、庭全体を再構成したリフォーム事例。
垂井・大石の庭
- 輪之内・四郷の庭:
輪之内・四郷の庭
- 揖斐・前島の庭:
揖斐・前島の庭
- 各務原・那加信長町の庭:
各務原・那加信長町の庭
愛知・豊橋の庭
モダンな庭の施工事例16選
直線的なデザインとシンプルな素材で構成された、スタイリッシュで機能的な庭です。
- 揖斐・三輪の庭の施工例:
揖斐・三輪の庭
- 岐阜・岩田東の庭:
岐阜・岩田東の庭
- 江南・力長の庭:
江南・力長の庭
- 岐阜・上土居の庭:
岐阜・上土居の庭
- 安八・城の庭:
安八・城の庭
- 岐阜・六条片田の庭:
岐阜・六条片田の庭
- 犬山・西古券の庭: 黒いフェンス、グレーのタイル、白い砂利でまとめたクールな空間。
犬山・西古券の庭
- 大垣・三津屋の庭:
大垣・三津屋の庭
- 大垣・菅野の庭:
大垣・菅野の庭
- 大垣・南一色の庭:
大垣・南一色の庭
- 垂井・東神田の庭:
垂井・東神田の庭
- 神戸町・神戸の庭: デザイン性の高い舗装材を使用し、駐車スペースもおしゃれな庭の一部に。
神戸町・神戸の庭
- 揖斐・三輪の庭:
揖斐・三輪の庭
- 各務原・那加桜の庭:
各務原・那加桜の庭
- 岐阜・宇佐の庭:
岐阜・宇佐の庭
- 岐阜・北一色cyan -hair salon:
岐阜・北一色cyan -hair salon
ロックガーデンの施工事例5選
岩石と植物を組み合わせたロックガーデンは、狭いスペースでも立体的で変化に富んだ景観を作れます。水はけの良い環境を好む植物に最適な庭です。
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5. 庭づくりで後悔しないための注意点5つ
理想の庭を思い描いて始めたものの、「こんなはずじゃなかった…」と後悔するケースは少なくありません。ここでは、庭づくりのプロが初心者が陥りがちな失敗を先回りして解説します。この5つのポイントを押さえることで、長く愛せる満足度の高い庭を実現できます。
1. 手入れ・メンテナンスの計画は万全か?
庭は作って終わりではなく、そこからがスタートです。美しい庭を維持するには、草むしり、水やり、剪定といった定期的なメンテナンスが欠かせません。憧れだけで手入れが大変な植物(例:広大な芝生や繊細なバラ)を植えてしまい、管理が追いつかずに庭が荒れてしまうのは、最もよくある失敗例です。
対策: 自分がメンテナンスにかけられる時間を正直に考え、それに合った庭を計画しましょう。忙しい方は、防草シートと砂利を広く使い、植栽スペースを限定する、成長が緩やかで手のかからない植物を選ぶ、といった「ローメンテナンス」な設計を心がけることが重要です。
2. 水道や室外機の位置は考慮しているか?
デザインに夢中になるあまり、既存の設備を見落としがちです。庭の使い勝手は、こうした細部への配慮で大きく変わります。
- 水道(立水栓・散水栓): 庭のどこで水を使うかを考え、使いやすい位置に水栓を計画しましょう。水やりや掃除のたびに長いホースを引き回すのは、想像以上にストレスになります 。
- エアコンの室外機: 室外機の前を物で塞ぐと、エアコンの効率が落ちるだけでなく、故障の原因にもなります。また、室外機から出る熱風が直接当たる場所では、植物が枯れてしまうことがあります。室外機カバーでおしゃれに目隠しをしつつ、排気スペースは十分に確保しましょう。
3. 隣家への配慮はできているか?
庭は自分たちだけのものではありません。隣家との良好な関係を保つためにも、プライバシーや越境問題への配慮は不可欠です。
- 視線: リビングの窓から隣家の窓が丸見え、という状況ではくつろげません。目隠しフェンスや植栽を効果的に配置し、プライベートな空間を確保しましょう。
- 落ち葉・越境: 成長した木の枝が隣の敷地にはみ出したり、落ち葉が隣家の雨樋を詰まらせたりすると、ご近所トラブルの原因になりかねません。植える前に木の成長後の大きさを確認し、境界線から十分な距離をとって植えることが大切です6。
4. 子どもの遊び場やペットとの共存は?
子どもやペットが安全に遊べる庭にするためには、特別な配慮が必要です。
- 素材選び: コンクリートやゴツゴツした石の上は、転倒した際に危険です。子どもが走り回るエリアには、クッション性の高い天然芝や人工芝、ウッドチップなどを敷くと安心です。
- 植物選び: 植物の中には、口にすると有毒なものもあります。子どもやペットが誤って食べてしまう可能性を考え、安全な植物を選ぶようにしましょう。
- 安全性: 庭から道路へ飛び出さないように、フェンスや門扉を設置することも重要です。
5. 数年後の植物の成長をイメージできているか?
庭づくりは、現在の姿だけでなく、5年後、10年後の未来を想像する「4次元のデザイン」です。植えたばかりの小さな苗木が、数年後には家の窓を覆い隠す大木になることもあります。
対策: 植物を購入する際は、必ず「成木の高さ・幅」を確認する習慣をつけましょう。成長スピードが速い木は、こまめな剪定が必要になります。将来のメンテナンスも考慮した上で、庭の広さや建物の大きさに合ったスケールの植物を選ぶことが、長期的な後悔を防ぐ最も重要なポイントです。この将来を見越した計画こそ、プロが最も価値を発揮する部分でもあります。
6. 庭づくりに関するよくある質問(Q&A)
ここでは、庭づくりを始めるにあたって、多くの方が抱く疑問にお答えします。
🏠Q. 狭い庭でもおしゃれにできますか?
もちろんです。ポイントは「縦の空間」を意識することです。フェンスや壁にツル性の植物を這わせたり、ウォールプランターを使ったりすることで、空間に広がりが生まれます。また、背の高い植物を奥に、低い植物を手前に配置すると遠近法で奥行きが感じられます。白や明るい色の素材も効果的です。
🌳Q. 日当たりが悪い庭におすすめの植物は?
日陰や半日陰を好む植物を選ぶ「シェードガーデン」がおすすめです。地面を覆うグランドカバーなら「アジュガ」や「ヒューケラ」、美しい葉を楽しむなら「ギボウシ(ホスタ)」、丈夫な低木なら「アオキ」などが代表的です。しっとりとした落ち着いた雰囲気を演出してくれます。
🌱Q. 雑草対策で一番効果的な方法は何ですか?
プロも実践する最も効果的な方法は「防草シートと砂利(またはウッドチップ)の組み合わせ」です。根こそぎ雑草を取り除いた後、防草シートを敷き、その上から砂利などを敷き詰めることで、雑草の発生を長期間強力に抑制します。
🔨Q. 庭づくりでDIYと業者依頼の判断基準は?
簡単な基準は「安全性と専門技術が必要かどうか」です。
DIY向きの作業: 砂利敷き、花壇作り、簡単な装飾など。
プロに任せるべき作業: 排水設備やコンクリート打設、大規模な土の掘削など、専門技術が必要な作業です。
🥀Q. 植えた植物がすぐ枯れてしまいます。なぜ?
主な原因は3つです。①場所が合っていない(日当たり)、②水のやりすぎ・やらなすぎ、③水はけが悪い。植物が好む環境を事前に調べてから植えることが大切です。
まとめ:自分だけの理想の庭づくりを楽しもう
庭づくりは、計画から完成まで時間も手間もかかりますが、一つひとつのステップを経て自分の手で空間を創り上げていく過程は、何物にも代えがたい楽しさがあります。そして、完成したときの喜びは格別です。
この記事では、庭づくりの基本となる考え方から具体的な手順、費用のことまで、網羅的に解説してきました。まずは理想のスタイルを見つけ、ご自身のペースでできることから始めてみてください。小さな花壇を作ることからでも、庭は確実に変わっていきます。
もし、デザインに行き詰まったり、難しい作業で困ったりしたときは、私たち庭づくりのプロにいつでもお気軽にご相談ください。専門的な知識と経験で、あなたの理想の庭づくりを、全力でサポートします。さあ、世界に一つだけの、あなただけの庭づくりを心ゆくまで楽しみましょう。
約8400m2ある石置場には、様々な色•大きさ•形の石を全国から集めて、展示しています。
DIYで庭作りされる素人のお客さん•庭師•工務店•外構屋•インテリア•店舗•花屋•設計事務所等のお客さんが、石を使ったおしゃれな庭を作られています。
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