お庭の雑草対策に効果テキメン!防草シートのDIY方法とは?
庭は景観のためにもしっかりと手入れを行わなければならない場所です。
その庭の見た目にとって最大の敵となるのが雑草です。
庭の雑草対策には何が良いのでしょうか。
対策の1つとして有効なのが、防草シートの導入です。
この防草シートを導入する際には、どのような機能を重視すると良いのでしょうか。
また、庭全体のデザインを良くするためのポイントはあるのでしょうか。
今回は、庭の雑草対策に効果覿面な防草シートのDIY方法について紹介します。
□庭の防草シートを選ぶ際に注意すべき機能性とは
庭の防草シートには、様々な機能性が求められます。
ここでは、それぞれの機能性について説明していきます。
主な機能は以下の5つです。
1つ目は、貫通抵抗力です。
スギナやヨシ、チガヤなどの雑草は貫通する力が強いという特徴があります。
そのため、どれだけ光を遮ったとしてもシートを貫通してシートの上に出てきてしまうのです。
中でもスギナやチガヤや下茎が光合成できていればシートの下でも発芽でき、突き破る力も強いためシートにとっては脅威となります。
このような雑草の貫通力に抗える力があるかどうかは重要なポイントの1つです。
2つ目は、遮光性です。
遮光性とは、その名の通り光を遮る能力のことです。
防草シートにとって、光をシャットアウトできる能力は非常に大切な能力です。
雑草は基本的には光合成によって育つため、命の源である光を遮断できるかどうかが庭の見栄えに関わってくるのです。
3つ目は、透水性です。
透水性とは、簡単に言うと水はけの良し悪しのことです。
雑草問題が解決しても、雨水が溜まってしまうと良くありません。
透水性の悪いシートは、雨が降った際に水溜まりができ、その水溜まりが泥になることでそこに雑草の種子が飛来して発芽してしまいます。
上記の2つの機能が優れていたとしても、透水性が悪いと防草できないので、水はけについてもしっかりと考慮すべきだと言えます。
4つ目は、耐久性です。
耐久性は、文字通りシートの強度のことです。
光をシャットアウトできたとしても、シート自体の強度が低ければ雑草を防止できているとは言えません。
シートが劣化してしまうと破れた箇所から雑草が生えてしまうので、コストと手間が生まれます。
防草シートの耐用年数は織布が約5年、不織布が約10年です。
正しく使用していてもこの年数を超えると強度が著しく落ちてしまうので注意しましょう。
また、防草シートの上に砂利や人工芝を乗せるとそれ以上の耐用年数となることは覚えておきましょう。
5つ目は、施工性です。
施工性とは、簡単に言うと施工のうえでの効率の良さことです。
シートが重いと扱いが難しく、施工効率が下がってしまいます。
効率を上げるためにも、比較的軽量なシートを選ぶようにしましょう。
□防草シートをDIYするには
防草シートをDIYする際に用意すべきものは以下の通りです。
・シート:施工箇所の面積を測り、必要な分を購入します。
・固定ピン:コの字型やL字型などがあります。
・メジャー:施工箇所やピンの間隔を測ります。
・チョーク:ピンの間隔やシートなどに目印を付ける際に使います。
・ハサミ:シートを切るのに使います。
・金槌:ピンを地面に打ち込むのに使います。
・テープ:防草シート用のテープです。
・軍手:手の保護の溜めに使います。
道具を揃えたら、まず除草剤の散布を行います。
散布するのは、防草シートを敷く場所です。
雑草がほとんど生えていない場合は手作業で1つ1つ抜いても良いですが、多い場合は除草剤の散布がおすすめです。
除草剤は、雑草を1週間ほどで枯らせます。
雑草が枯れたら、除去して地面をフラットします。
太い根っこや石が残存していると表面に凹凸やムラ、隙間ができてしまいます。
また、雑草が残っているとシートがずれて仕上がりが綺麗にならないのでしっかりと下準備を進めましょう。
土は足やスコップ、レンガを使ってフラットにならします。
水溜りができないように凹凸を消しましょう。
次に、防草シートを敷いていきます。
いらない部分はハサミでカットしましょう。
この時のポイントは、隙間やずれが生まれたりよれたりしないようにしっかりと張ることです。
複数のシートを敷く際には、それぞれ端を10センチメートルほど重ねて並べましょう。
次に、専用ピンで固定を行います。
ピンを端から等間隔で金槌を使って打っていき、シートを固定します。
ピンの間隔は25センチメートルから50センチメートルほどにすると良いでしょう。
庭の下には、水道が配管されていることもあるので打ち込む際には配管を傷付けないように注意しましょう。
最後に、防草シート専用のテープで固定して完成です。
この状態でさらに上からテープを貼ることでシートをさらに補強できるので必要に応じて行いましょう。
□アレンジを加えて庭をおしゃれに!
ここまでは、防草シートのDIYの手順について解説してきましたが、見た目の部分でよりおしゃれに仕上げるためにはどのような点に気を付ければ良いのでしょうか。
ここからは、庭をよりおしゃれにするための防草シートのポイントについて紹介します。
1つ目は、砂利を敷くことです。
防草シート敷いたら、その上から砂利を敷くのがおすすめです。
そうすることで、シート自体の耐久性をアップさせられます。
また、砂利の上に雑草が生えた場合でも根が土に張らないことから簡単に抜けるでしょう。
砂利を敷かない場合、雑草が生える可能性自体は低くなります。
ただ、シートの寿命を長期的に考えると砂利を敷いた方が良いと言えます。
砂利にはいくつか種類があり、防犯を目的とした音が鳴りやすいもの、和風のもの、洋風のものなどがあるので希望に合わせて選びましょう。
2つ目は、レンガやタイルを敷くことです。
1つ目に紹介した砂利にも言えることですが、レンガやタイルを敷くことでデザイン性を向上させられます。
また、レンガやタイルを敷くことでも耐久性のアップに繋がるので一石二鳥です。
3つ目は、人工芝の活用です。
レンガや砂利の代わりに人工芝を敷くことで、緑のある庭を作れるでしょう。
緑があるとそれだけで庭の印象が良くなり、子供の遊び場としても使えるでしょう。
防草シートと組み合わせることで、耐久性の向上や緑の維持、プールが設置可能になること、庭の温度抑制などの様々な恩恵があります。
管理の面でも楽なので、人工芝は特におすすめです。
砂利やレンガ・タイル、そして人工芝を活用することで、雑草対策で敷く防草シートをより意匠性のあるものに変えられるでしょう。
ただし、デザインを楽しめる防草シートを導入するうえで気を付けたいポイントが1つあります。
それは、できる限り安価なものを選ばないことです。
当然ながら、防草シートを導入するうえでデザインよりも優先すべきなのは機能性です。
長期的な雑草対策を考えると、やはりコストが比較的高いものの方が効果があることは忘れないようにしましょう。
□まとめ
今回は、庭の雑草対策におすすめな防草シートのDIYについて紹介しました。
防草シートを導入する際には、雑草の貫通に耐える貫通抵抗力、光をシャットアウトする遮光性、水はけに関わる透水性、長持ちさせる耐久性、DIYのしやすさに関わる施工性などの機能についてしっかりと見比べましょう。
防草シートは、庭のデザインとしても応用できます。
より良いデザインにするためには、シートの上から砂利やレンガ・タイル、人工芝などを敷くのがおすすめです。
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