お庭の雑草対策をおしゃれに実現！簡単なDIY方法は？

生命力の高い雑草は、抜いても抜いても生えてくる厄介な存在です。
綺麗に手入れされた庭でも、少しでも雑草が生えてくれば一気に繁殖し、一面雑草だらけになってしまいます。
そうなると除草作業が大変になってしまうため、早めに雑草対策をしておかなければなりません。

おしゃれに雑草対策するDIY法はないのでしょうか。

雑草対策

□おしゃれな庭の雑草対策DIY法8選をご紹介！

1.防草シート

雑草対策の王道といっても良いのが、この防草シートによる対策です。
防草シートは、遮光性の高い特殊なシートで覆うことで日光を遮断し、雑草が生えないような環境を作っています。
ホームセンターや百均でも手に入るので、遮光性の高い物を選んで使ってみましょう。

なお、日当たりの良くない場所では、虫の棲家になってしまう可能性があるため、注意してください。

不織布の防草シート

2.タイル、敷石

おしゃれな雑草対策としておすすめしたいのが、庭にタイルや敷石を敷く方法です。
様々な種類があるので、お庭や自宅の外観のテイストに合わせて選びましょう。

御影石 敷石

3.砂利

安く、おしゃれに雑草対策を実現できるのが、砂利を敷く方法です。
色合いや粒の大きさによっては、洋風にも和風にもなります。
砂利の上を歩けば音が鳴るため、防犯対策としての効果も期待できるでしょう。

ただ、砂利は粒が小さく、どうしても隙間ができてしまいがちです。
雑草対策としてより効果を高めたい場合は、砂利の下に防草シートを敷くようにしましょう。

クリームクラッシュの砂利敷き

4.ウッドチップ

木を細かく砕いてチップ状にしたものを、ウッドチップといいます。
お子様やペットでも安心なクッション性があるため、遊び場として庭を使うことが多いご家庭は、ウッドチップを検討してみてはいかがでしょうか。
使用されている木の種類によって様々な雰囲気に仕上げられるため、お好きなものを選びましょう。
ただ、ウッドチップも隙間ができやすいため、下に防草シートを敷くのがおすすめです。

ウッドチップ

5.人工芝

メンテナンスがほとんどいらず、さらに緑を取り入れたまま雑草対策できるのが、人工芝です。
欧風のおしゃれな庭になり、季節を問わず外観をキープできます。
人工芝生の上は適度な柔らかさがあるため、お子様やペットのいるご家庭でも安心してご利用いただけます。

6.グランドカバー

横に広がる性質を持つ植物で地面を覆い、雑草を生えにくくする方法をグランドカバーと言います。
人工芝とは異なり本物の植物を使うので、四季によって異なる表情が楽しめます。
おすすめの植物は以下の通りです。

・シロツメクサ：白い花が咲く。手入れが簡単。

シロツメグサ（ｸﾛｰﾊﾞｰ)

・芝桜：淡いピンクや水色などの花が咲く。手入れが簡単。

シバザクラ

・セダム：多肉植物。黄緑色で寒さに強い。

セダム

・ベロニカ：青色の花が咲く。丈夫。

ベロニカ

・ヒメツルソバ：白やピンクの花が咲く。繁殖力が高く、手入れが簡単。

ヒメツルソバ

グランドカバーの植物を選ぶ時は、庭の雰囲気はもちろん、手入れが簡単な物を選ぶのがおすすめです。

7.防草土、防草砂

土や砂にセメントを混ぜるだけで簡単にDIYできるのが、防草土や防草砂です。
コンクリートほど丈夫ではありませんが、雑草対策としては十分な効果を発揮します。
DIYの際は、水はけが良くなるように勾配をつけるよう配慮しましょう。

8.コンクリート

無機質な雰囲気がお好きな方は、コンクリートで埋めてしまうのも1つの方法です。
雑草対策としては最も効果のある方法ですが、緑がなくなってしまう点に注意しましょう。

土間コンクリート打設終了。あとは、コテ押さえから刷毛引き

□雑草対策で押さえておきたいポイント

ここまで、8種類のおしゃれな雑草対策をご紹介しましたが、DIYする際は押さえておきたいポイントがあります。

まず必ず着目したいのが、耐久性です。

耐久性の低い雑草対策の素材は、見た目は良く仕上がったとしても、長持ちしません。
掃除の手間や交換の手間がかさみ、結果的に費用が膨れ上がってしまうこともあります。
将来のことを考えるのであれば、多少値段が高くても、耐久性の高い素材を選ぶようにしましょう。

次に、お庭全体をおしゃれに仕上げる際に押さえておきたいのが、組み合わせです。

1つの方法で雑草対策をしてしまうと、単調な仕上がりになりかねません。
人工芝とタイル、砂利を組み合わせるなど、オリジナリティを加えながら楽しみましょう。

そして、お庭の用途も必ず押さえておきたいポイントです。

例えばバーベキューをしたいのであれば、人工芝の雑草対策は向きません。
お子様が遊ぶ場にしたいのであれば、クッション性のある素材の方が安心です。
このように、お庭の使い道によって使用する素材を選ぶようにしましょう。

最後に、メンテナンスのしやすさも考えましょう。

砂利は掃除がしにくいため、落ち葉がある植物の近くは避けた方が賢明です。
頻繁に通るような場所であれば、水洗いしやすいタイルが向いています。
排水性も考慮しながら、メンテナンスのしやすさを考えてみましょう。

□まとめ

今回は、おしゃれな庭の雑草対策をご紹介しました。
DIYする際は、耐久性やメンテナンス性、お庭の用途などを考慮して、素材を選びましょう。
当社では、タイルや敷石、砂利などを取り扱っているので、ご入用の際はぜひサイトをご覧ください。