お手入れの手間少なく作れる!ドライガーデンの作り方とは?
ドライガーデンはその言葉の通り乾いた地域をモデルに作る庭であり、その作り方はメインとなる植物と石を設置する、ごくシンプルなもの。
しかし、場合によっては土地が合わずに土から作り変える必要ができたり植物が全滅してしまったりするリスクもある庭です。
元々日本は梅雨の時期があり、一年中枯れることのない植物にはある程度暑さにも寒さにも高多湿にも耐えることが求められます。
住宅の地域や環境によっても変わりますが、事前に調べて作るかどうかで成功率が変わる庭といえるでしょう。
□その庭はドライガーデンに向いている?
ガーデニングをしよう、と思ったとしても庭の状態によってできるガーデニングは変わってきます。
ドライガーデンも同様に、できない庭、とまでいわずとも向いている庭と向いていない庭があります。
ドライガーデンに向いている庭とはどんな庭でしょうか。
1.よく日が当たる
ドライガーデンに植える植物の特徴として、日光を多く求めます。
西日でも太陽光が強く当たることに変わりはないため、方角はあまり気にせずとも構いません。
ドライガーデンは日当たりの良い庭が向いているといえるでしょう。
2.水分が少ない土
ドライガーデンという言葉から連想できる通り、ドライガーデンのイメージは乾燥地帯です。
乾燥を好む植物は多量の水分を与えられると枯れやすく、水はけのよくないガーデニング用の土と相性がよくありません。
日本では少ないかもしれませんが、水はけがよく乾燥した土だとドライガーデンに向いているといえるでしょう。
3.冬でも雪が積もらない土地
土地レベルの話ですので簡単に変えられるものではありませんが、向き不向きの話として知っておきましょう。
ドライガーデンに使われる暑さや乾燥に強い植物は、そのまま寒さや水分に弱い植物といい換えられます。
年に数回積もり毎回数日で溶ける、程度の雪でしたら大丈夫なケースもあるでしょう。
しかし、雪が長期間積もるとなると、植物が枯れてしまう可能性も高くなります。
それが毎年、となればドライガーデンに向いているとはとてもいえません。
□作る前に知っておきたいこと
自分の庭を確認して、ドライガーデンを作ろうと思ったとき。
作り始める前、ないしはドライガーデンを作る計画を建てる前に知っておきたいことを、押さえておきましょう。
1.ライフスタイルを確認する
ドライガーデンに限らず、庭そのものは一度作り終えてしまえば簡単に変えられるものではありません。
家を購入したり建てたりしたときと同様に、今後自分がどんなライフスタイルの変化を迎えるか考えてみてください。
例えば、お子さんがいる家庭では将来駐車場のスペースがより多く必要になるかもしれません。
また、現在ペットを飼っていたりその予定があったりするのであれば、トゲのある植物はペットにとって危険かもしれません。
2.ドライガーデンのメリットとデメリットを確認する
ドライガーデンのメリットとして、やはり手入れが楽ということは押さえておきたいところ。
逆に手をかけて育てたい人には不向きかもしれませんが、伸びすぎた枝の剪定や消毒、肥料を撒くといった手間がかかりません。
またドライガーデンの植物は何年も持つため、植え替えの手間も最小限です。
一方でドライガーデンの植物にあるトゲは危険なため、生えてきた雑草や落ち葉の対処が大変です。
トゲがあること自体もデメリットといえるかもしれません。
また、作れないわけではありませんが背の高い植物が少なく木陰ができにくい点も、押さえておきましょう。
どんな庭にもメリットとデメリットがあります。
自分が求める庭に沿うのか、きちんと確認してから作りましょう。
□ドライガーデンに向いている植物の例
そんなドライガーデンに向いている植物について、具体例を4つ見ていきましょう。
1.アガベ・吉祥天
リュウゼツラン科植物の総称であるアガベは種類が多く、世界に目を向ければその種類は300以上ともいわれています。
その中には寒さに強い吉祥天や鉢に向いているアガベ・アテナータなど、多種多様な特徴を持つ植物があります。
吉祥天の耐寒性はマイナス15度ともいわれ、雪が多少積もるくらいであればなんともありません。
アガベ・アテナータにはドライガーデンに向いている植物の中では珍しくトゲがなく、雰囲気も柔らかいため小さなお子さんやペットのいる庭に向いています。
どの植物にもデメリットがあるため、合わせて確認し、向いている植物を探しましょう。
2.ユッカ
ヤシの木に似た太くまっすぐな幹と広がる葉が特徴の植物です。
青年の木、という別名もあります。
ロストラータという品種は、育てやすい上高くもなる植物です。
地植えして高く育てれば、背の低いドライガーデンのアクセントになってくれるでしょう。
3.カレックス
背は低いものの細長い葉が多量に伸びるグラス系と呼ばれる植物で、世界中で2000種類以上あるといわれる多種多様な植物です。
ブロンズカールという品種はマイナス12度まで耐える高い耐寒性があります。
こちらも吉祥天と同じく雪の積もる地域でのドライガーデンに向いています。
4.オリーブ
乾燥した地域に向く木として、オリーブもおすすめです。
長年育てれば迫力も増していき、ドライガーデンの主役として強い存在感を放ってくれるでしょう。
□ドライガーデンの作り方
1.ドライガーデンの作り方
ドライガーデンの作り方を見ていきます。
前提として、必要であれば土壌を改善したり余計な植物は抜いたりしてください。
まずはメインの植物を植えていきましょう。
ドライガーデンの中心であるシンボルツリーを植えた後に除草シートを敷いておくと、雑草が生えにくくなります。
その後、メインの植物以外の植物と石を植えていきます。
基本的に扱いが難しい植物が少なく、石に関しては置くだけですから工程はこれだけです。
2.ドライガーデンの材料
ケースによって具体的に必要なものは変わるため、多くのケースで必要になるだろう、というものについてご紹介します。
まず植えるための道具としてスコップです。
スコップ以外でも、必要に応じて穴を掘るための道具であればなんでも構いません。
またドライガーデンに使う植物はもちろん、求めるドライガーデンに応じた土も必要になるケースが多いでしょう。
あれば良いものとして、除草シートもあります。
先々の除草の手間を思えば、コストパフォーマンスとしてもとても良いといえるのではないでしょうか。
□ドライガーデンを作るときのポイント
最後に、ドライガーデンを作るにあたってのポイントをいくつか見ていきます。
1.イメージを固めておく
どんな庭を作りたいか、イメージは予め固めておきましょう。
頭の中で考えるだけで構いませんが、イメージに沿った植物を探すには確かなイメージがポイントです。
組み合わせる石の形、植物の硬さ、トゲの有無などのイメージを頭の中で固めておきましょう。
2.硬めの石を設置する
やはりドライガーデンというからには、石のイメージも大切です。
つるつるしている石も単体では素敵ですが、あまりドライな雰囲気にはなりません。
好きな石を詰めるだけではなく、ドライガーデンらしい石を意識してみてください。
□まとめ
ドライガーデンは植物と石を置くだけのシンプルな庭ですが、遊びがいのない庭ではありません。
石も色や形など、どの種類を置くかによって大きく雰囲気が変わりますし、砂利のように細かい石とごつごつしていてひとつで大きな存在感を放つ岩のような石とのバランスを考えるだけでも、変化が見えます。
シンプルで手間をかけずとも成立する庭ではありますが、手間はかければかけただけ庭は表情を変え新しい雰囲気や庭の魅力を見せてくれます。
ぜひドライガーデンにも手間をかけてみてください。
約8400m2ある石置場には、様々な色•大きさ•形の石を全国から集めて、展示しています。
DIYで庭作りされる素人のお客さん•庭師•工務店•外構屋•インテリア•店舗•花屋•設計事務所等のお客さんが、石を使ったおしゃれな庭を作られています。
#揖斐川庭石センター
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