ドライガーデンで空間を上手く活用するなら低木がおすすめ?
自宅の庭を、ただの空間ではなく、四季を通じて美しさと機能性を兼ね備えた特別な場所に変えたいと考えられている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
庭は私たちの生活空間の延長であり、自然との調和を愛する心を映し出す鏡のようなものです。
この記事では、ドライガーデンの植栽として人気な低木に焦点を当て、その特徴やおすすめの種類、取り入れることによってもたらされる効果を解説します。
ドライガーデンを作ることを検討されている方、庭に植える植栽で悩まれている方は、ぜひご覧ください。
□低木ってなに?
低木は、その名の通り背が低い樹木の総称です。
環境省の定義によると、高さ2m以下の樹木が低木に分類されます。
*低木の特徴と魅力
低木は、成長が緩やかで大きくなりすぎないため、庭木として非常に取り入れやすいのが特徴です。
そのため、庭づくりにおいて機能性の高い植物として人気があります。
*常緑樹と落葉樹の違い
低木は、大きく分けて、常緑樹と落葉樹の2つカテゴリーに分けられます。
常緑樹は冬場も緑の葉を保ち続けるため、庭に1年中緑を提供し、生垣としても適しています。
一方、落葉樹は季節の移り変わりを感じさせ、果実をつける種類も多いため、庭の彩りを豊かにします。
*低木のメリット
低木を庭に取り入れることで、高木や草花とのバランスを取りやすくなります。
また、高さが限られているため、剪定がしやすく女性や高齢者の方でも管理しやすいのが特徴です。
さらに、低木は目隠しや日除けとしても機能し、窓辺に植えることで夏の日差しを和らげる効果も期待できます。
□低木には3タイプの種類がある
低木の多様性は、庭のデザインに無限の可能性をもたらします。
ここでは、低木の3つの主要なタイプについて、それぞれが庭の美観にどのような役割を果たすのかを解説します。
1.立ち木タイプの低木は個性的な存在感を放つ
立ち木タイプの低木は、1本の幹から枝が広がる形状をしており、高木のような存在感を小さなスペースからでも表現できます。
これらの低木は、庭の中でシンボルツリーとしての役割を果たすことが多く、他の植物とのバランスを取りながら、庭に独特の雰囲気を添えてくれるのです。
2.膨らむタイプの低木は柔らかな印象を演出
膨らむタイプの低木は、地面から広がるように成長し、庭に柔らかくて丸みを帯びた形状を提供します。
これらの低木は、庭の隅々に自然な流れを作り出し、他の植物との対比で美しいコントラストが表現できるのが特徴的です。
3.這性タイプの低木は地面を覆う緑のカーペット
這性タイプの低木は、地面に沿って横に広がる成長をします。
これらは、庭の地面を覆うように広がり、自然なカーペットのような効果をもたらします。
這性低木は、他の高い植物と組み合わせることで、庭に深みと多層的な美しさを加えてくれます。
□ドライガーデンに低木を選ぶ効果
低木を用いることで、庭は四季折々の変化を見せ、常に新鮮な美しさを保ちます。
ここでは、低木の植栽が庭にもたらす色彩の変化、樹形の違いを活かしたデザイン、そしてゾーニングの技術について掘り下げていきます。
・色彩の変化を楽しむ
低木は、その多様な葉の色と形で、庭に豊かな色彩をもたらします。
春の新緑から秋の紅葉まで、季節ごとに異なる表情を見せる低木は、庭を1年中楽しませてくれる主役です。
異なる種類の低木を組み合わせることで、色彩のコントラストや調和を生み出し、視覚的な魅力を高められます。
また、冬には落葉する低木が独特の枝模様を見せ、雪景色とのコントラストを楽しめます。
低木の色彩は、庭の雰囲気を大きく左右し、四季を通じて変化する自然の美しさを反映してくれるのです。
・樹形の違いを活かす
低木の中には、球形・円錐形・広がり型など、さまざまな樹形があります。
これらを巧みに組み合わせることで、庭に立体感と動きを与えられるのです。
樹形の違いを利用して、庭に深みとリズムを作り出すことを意識すると良いでしょう。
低木の樹形は、庭の景観に影響を与えるだけでなく、日照条件や風の流れを調節する役割も担います。
例えば、高い低木は風を遮り、低い低木は地面を覆って水分の蒸発を防ぎます。
これにより、庭全体の微気候を整え、植物の成長に適した環境を作り出せるのです。
・ゾーニングによる空間の区分け
低木は、庭の中で自然な区画を作り出すのに最適な植栽の1つです。
異なる高さや形の低木を配置することで、庭に明確なゾーンを作り、空間を効果的に活用できます。
例えば、リラックスエリア・菜園エリア・遊び場など、低木を使ってそれぞれのエリアを明確に分け、機能的かつ美しい庭を作り上げられます。
ゾーニングは、庭の利用方法を最適化するだけでなく、植物の成長条件を考慮した配置により、植物の健康を保つのにも役立ちます。
また、低木を用いたゾーニングは、庭の中での動線を明確にし、訪れる人々に快適な散策路を作り出す役割も担っています。
□ドライガーデンにおすすめな低木の種類
ドライガーデンに最適な低木を選ぶことは、庭の美しさと実用性を高める鍵です。
ここでは、ドライガーデンにふさわしい低木の種類と、それらの特性について解説します。
1.コルディリネ類の魅力
コルディリネは、その乾燥耐性と美しい葉色で知られています。
ドラセナやコルディリネは、乾燥した環境に強く、花壇やプランターでの使用に適しています。
グリーンやレッドのカラーリーフは、ドライガーデンに独特の雰囲気をもたらし、斑入りの希少種はさらに個性を際立たせてくれます。
簡単な手入れで長く楽しめるため、庭のメンテナンスを減らしたい方にも最適です。
コルディリネの種類によっては、冬の寒さにも比較的強いものがあり、年間を通じて庭を彩りたい方におすすめです。
また、コルディリネは成長が遅いため、庭のレイアウトを長期間維持しやすいという利点もあります。
2.アガベ(リュウゼツラン)類の特徴
アガベは、暑さや乾燥に強い多肉植物で、その独特な形状がドライガーデンにアクセントを加えます。
種類が豊富で、それぞれに異なる葉の形状や色があるのが特徴的です。
寒さには弱いため、寒冷地では注意が必要ですが、基本的には管理が容易で、ドライガーデンの主役として活躍します。
アガベは、その幾何学的な形状でモダンな雰囲気を演出し、他の植物との組み合わせによって、庭に深みとコントラストを与えます。
また、時折見られる大きな花穂は、低木の中でも圧倒的な存在感を放つこと間違いなしです。
耐久性が高く、長期間にわたって美しい姿を保てるため、ドライガーデンにおける重要な要素となるでしょう。
3.ユッカ類の利用法
ユッカは、剣状の葉と放射状に広がる葉列が特徴的な植物です。
耐寒性があり、丈夫であるため、庭木としても人気があります。
ユッカ・エレファンティペスなどの種類は、観葉植物としても愛されています。
庭に植えることで、モダンで洗練された雰囲気を演出できます。
ユッカは、日照条件にも柔軟で、日陰でも成長する種類が多いため、庭のさまざまな場所で利用できます。
また、ユッカの花は、大きくて美しいものが多く、夏にはその魅力的な花を楽しめます。
ユッカは、その強靭な生命力で、厳しい環境下でも生き抜くことができ、ドライガーデンにおいて重要な役割を果たします。
□まとめ
今回は、ドライガーデンにおすすめな植栽として、空間の活用に長けている低木について、そのメリットや種類をご紹介しました。
背が低くメンテナンスが容易に行える低木は、女性やご高齢の方にも好まれる人気の植栽です。
前述したように、実際にドライガーデンを作る時は、低木のタイプを理解し、それぞれの特性を活かすことで、庭はより魅力的で機能的な空間に変わります。
作りたい庭の雰囲気やテーマに合わせて、低木の種類や組み合わせを選んでみてください。
約8400m2ある石置場には、様々な色•大きさ•形の石を全国から集めて、展示しています。
DIYで庭作りされる素人のお客さん•庭師•工務店•外構屋•インテリア•店舗•花屋•設計事務所等のお客さんが、石を使ったおしゃれな庭を作られています。
#揖斐川庭石センター
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