ドライガーデンに砂利を取り入れるなら知っておきたい5つのこと
身近な所で季節を感じたい、自然に囲まれた生活がしたいと考えている方におすすめなのが、小さな面積から始められる「ドライガーデン」と呼ばれるガーデンスタイルです。
今回は、ドライガーデンの中でも、地面の部分に焦点を当て、砂利を取り入れる際のポイントや注意点について解説します。
ドライガーデンの地面に使う素材で悩まれている方や、これから地面の土を砂利に入れ替えようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
□ドライガーデンってどんな庭?
*乾燥地帯の植物が主役
ドライガーデンは、サボテンや多肉植物など、乾燥地帯で自生する植物と砂利を組み合わせたスタイルです。
これにより、独特の風貌と共に、乾燥地帯の神秘的な美しさを庭に取り込みます。
その美しさは、一見シンプルながらも深い哲学や考え方を感じさせ、庭を見るたびに新しい発見を期待できるでしょう。
*メンテナンスの手軽さ
通常の庭と異なり、ドライガーデンは水やりの手間が少なく、土づくりもシンプルです。
これは、特にガーデニング初心者にとっては、手軽に始められる大きなメリットといえます。
また、砂利庭は風雨にも強く、長期間美しい状態を保てます。
*多様な住宅環境に適応
ドライガーデンは、広い庭からベランダ、さらには室内まで、多様な環境に適応します。
そのため、住宅の種類や庭の広さに囚われず、多くの人々が楽しめるのが特徴です。
特に都市部では、限られたスペースでもこのスタイルを取り入れることで、心地よい緑の空間を作れるでしょう。
□ドライガーデンで砂利を敷く5つのステップ
1.雑草の除去
最初に、雑草をしっかりと抜きます。
この作業は、庭の美しさを保つための基盤となる重要なステップです。
ただし、除草剤を使用した場合、その成分が土壌に残った成分が後の植物の成長に影響を与えることがあるため、土の入れ替えが必要とされます。
根っこが残ってしまうと、再び雑草が生えてくる可能性が高いため、根までしっかりと除去することが重要です。
雑草が再生しないように、除去作業は徹底して行いましょう。
2.土面の整地と転圧
雑草を抜いた後は、土面を平らに整地し、しっかりと固めます。
この作業は、砂利が均一に敷き詰められるための基礎作りです。
土面を固める作業である転圧は、専用の機械を使用することもありますが、手作業で十分可能です。
転圧を行うことで、土面が均一になり、新たな雑草の発芽を防ぐ効果があります。
また、土面がしっかりと固まることで、砂利が均一に敷き詰められ、後々のメンテナンスが楽になります。
3.防草シートの敷設
整地した後は、防草シートを敷きます。
この防草シートは、新たな雑草の発芽を防ぐための重要なアイテムです。
シートがヨレたり隙間ができないように、注意しましょう。
特に、シートの端同士が重なる部分は、しっかりと固定することで、雑草が生える隙間をなくせます。
4.砂利の敷設
防草シートを綺麗に敷設した後は、その上に砂利を敷きます。
砂利の厚みは、3〜5cmが目安ですが、これは砂利の種類や庭の用途によって調整が必要です。
例えば、歩行する場所であれば、厚みを増やして安定感を出すことをおすすめします。
砂利の種類や色によっては、庭全体の雰囲気も大きく変わるため、慎重な選定が必要です。
砂利の色や質感は、庭の全体的なテーマ性や美しさを大きく左右する要素であるため、その選定には多くの時間をかけることをおすすめします。
5.最終的な整地
砂利を敷いた後は、最終的な整地を行います。
これにより、庭全体が美しく仕上がります。
特に、砂利と植物との配置バランスを考慮しながら、最後の調整を行うことが重要です。
砂利と植物の配置は、庭全体の美しさだけでなく、風の通り道や日照条件にも影響を与えるため、慎重な計画が必要です。
また、砂利庭は時間とともに風化や色褪せが生じる可能性があるため、定期的なメンテナンスと調整が必要です。
□手軽に選べる砂利の種類
*岐阜砂利
岐阜砂利(20-30mm)<価格,サイズ,色>|庭ガーデニングの粋でおしゃれな石の専門店・揖斐川庭石センター
茶系の砂利。どんな外観にも合わせやすい、使い勝手の良い砂利ですが、特に、ナチュラルな感じを出したいときにはもってこいです。20mm以下の大きさの砂利も混じりますので、ご了承下さい。
*サビロッククラッシュ15-25mm
サビロッククラッシュ 10-25mm|庭ガーデニングの粋でおしゃれな石の専門店・揖斐川庭石センター
弊社商品「サビロック」を砕いて砂利にしています。サビロックのサビ色のイメージが和らいだ、ふんわかしたサビ色になっています。
*スコリア10-20mm
スコリア 4-15mm|庭ガーデニングの粋でおしゃれな石の専門店・揖斐川庭石センター
赤い色をした溶岩石の砂利です。
*グレインクラッシュ
グレインクラッシュ 10-20mm<価格,サイズ,色>|庭ガーデニングの粋でおしゃれな石の専門店・揖斐川庭石センター
木目のような縞模様の入った砂利です。ほかの色が混じっていない、純粋な茶色です。
□砂利を敷くなら気を付けたいポイント
1.子供やペットの遊び場としての制約
砂利を敷いた庭は、多くのメリットがある一方で、子供やペットが安全に遊ぶのに制約が生じることがあります。
裸足で歩く・走るといった行為はケガに繋がりますし、プールの設置も砂利の種類によっては注意が必要です。
2.落ち葉の掃除の難しさ
砂利の庭は、デザイン性やメンテナンスの容易さで選ばれることが多いですが、木や植物の落ち葉の掃除が難しくなるデメリットも考慮する必要があります。
特に、落ち葉が砂利と混ざると、分離が困難になり、雑草の原因ともなり得ます。
3.砂利の散乱
風や雨・子供やペットの遊び・車の出し入れなどが原因で砂利が広がり、見た目の悪化や砂利の機能性の低下に繋がる場合があります。
4.歩行の不安定さ
砂利上の歩行は不安定で、特に高齢者や子供、ヒールを履いた際の転倒リスクが高まります。
また、自転車やベビーカー、車椅子の利用者にとっても移動が難しくなります。
5.車や自転車の出し入れの困難さ
砂利上での車や自転車の移動は、滑りやすさやタイヤの埋没・砂利の散乱などの問題が生じやすく、砂利のメンテナンスが手間取ることも。
特に、頻繁に車や自転車を利用する場所では、砂利の敷設は適していない場合があります。
◻︎まとめ
砂利は、デザイン面や作業の手間の少なさにおいて優れている一方で、掃除・メンテナンスの手間や足場の不安定さといったデメリットも持ち合わせています。
そのため、お子様のいる家庭や頻繁に車・自転車の出し入れを行うご家庭には、あまりおすすめできません。
ただし、上記のデメリットは、砂利を敷き詰める段階で工夫を施せば問題ない場合もあります。
ドライガーデンに砂利を取り入れる際は、作業をどれだけ丁寧に行うかが、今後の使用感に直結すると考えておくことをおすすめします。
約8400m2ある石置場には、様々な色•大きさ•形の石を全国から集めて、展示しています。
DIYで庭作りされる素人のお客さん•庭師•工務店•外構屋•インテリア•店舗•花屋•設計事務所等のお客さんが、石を使ったおしゃれな庭を作られています。
#揖斐川庭石センター
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