ロックガーデンにも植物が欲しい!どんな種類の植物がいいの?
皆さんは、「ロックガーデン」という言葉をご存知ですか。
ロックガーデンは名前の知名度こそそこまで高くないものの、住宅街ではよく見られる庭の一種です。
そんなロックガーデンには岩や石だけでなく、植物も配置されますが、一概に植物といってもどのような物を植えたら良いのかよくわからないですよね。
基本的には、多肉植物や低木、山野草や高山植物をおすすめされますが、自分好みのガーデニングを行うことができるのもロックガーデンの大きな強みの1つなのです。
今回は、ロックガーデンにおすすめな植物の種類について解説します。
□ロックガーデンをおしゃれにするには植物も大切!
そもそも、ロックガーデンとは、角ばった岩や石と植物を組み合わせることで、自然に近しい雰囲気を生み出す庭のことをいいます。
大きさの異なる岩石や植物を自由に配置し、まるで山の中のような雰囲気を演出できるのが特徴です。
組み合わせる岩石の形状や色、植える植物の種類などの相互作用によって、家ごとに全く異なるテイストに仕上がるため、好みや個性を出しやすい点でも人気があります。
おしゃれなロックガーデンにするためのポイントは以下の通りです。
好みのテイストに合わせて岩や石を選ぶ
まずは、自分の好みに合わせた岩・石を選びましょう。
溶岩石のように多孔質な岩石は、家周りの湿度を調整してくれるという機能を持っており、ガーデニング向けの石の一種だといえます。
しかし、基本的にはどんな石でも大きな問題は生じないため、自分の好みの形状や雰囲気で選ぶことが大切です。
黒やグレーのような濃い色の石ならば、和風やモダンな印象を、茶色や黄土色系の石ならば洋風やアジアンテイストの印象を与える庭を作ることができます。
また、角ばった形状の石はナチュラルな印象を、丸みを帯びた形状の石は和風な印象を与えるといった具合に、岩石の形状によっても雰囲気が変わってくるため、意識してみると良いでしょう。
ロックガーデンに適した植物を選ぶ
石選びが終わったら、次は石の間に植える植物を選びます。
基本的には、見た目が好きな植物を選べば問題ないのですが、初めのうちは扱いやすい背丈の低めな植物がおすすめです。
全体のバランスを考えながら石と植物を配置する
好みの石と植物を選び終わったら、全体のバランスを考えながらそれらを配置します。
石と植物の適切な割合は、石に対して植物が少なければモダンな雰囲気に、逆に植物が多ければナチュラルな雰囲気に仕上がります。
バランス良く配置するために意識すべきは、少し離れた位置から全体をよく見る事です。
ロックガーデンを作る際には、岩石を手元で組み合わせることだけに集中してしまわず、全体のバランスを時折把握することが非常に大切なので、意識してみましょう。
□ロックガーデンに向いている植物
*多彩な植物を植える
ロックガーデンには、石の他に植物を植えることはお話しましたが、基本的には様々な種類の植物を植えて楽しまれることが多いです。
日向を好む植物なのか、日陰を好む植物なのかを考慮し、石のどちら側に植えるのかを考えていくと良いでしょう。
また、岩と岩の間に植えこむ都合上、乾燥に強い植物を植えると手入れの手間が省けるため非常におすすめです。
岩場に自然と植物が生えているように植えると、魅力的な演出ができます。
*山野草や高山植物を植えて自然な雰囲気に
ロックガーデンには、山野草や高山植物のような、一般家庭であまり見られない植物も育てられます。
植物の名前から、育てにくいのではないかと感じてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこれらの植物も意外と育てやすく、丈夫に育ってくれます。
宿根草のような手間のかからない山野草や高山植物を植えると、素朴で自然なガーデニングを楽しめるでしょう。
□ロックガーデンに向いている多肉植物
1.エケベリア 「トップスプレンダー」
エケベリアと称される植物にも様々な種類がありますが、中でも「トップスプレンダー」は葉先が反り返るように伸びるのが特徴的で、秋になっても紅葉することはありません。
寒さにもある程度強いため、風通しの良い場所に植えることで良いアクセントになるでしょう。
2.ミセバヤ
ミセバヤは、日本が原産の多肉植物の1つで、日本の気候によくなじむ、非常に育てやすい植物です。
日向を好む傾向にあり、園芸ではよく見かけますが、ロックガーデンにも適した植物であるといえます。
3.アガベ・アテナータ
同じく日向を好む傾向にある、アガベ・アテナータは、アガベの一種で、幹が立ち上がるという特殊な育ち方をする多肉植物です。
幹の上に先のとがった幅広の葉をロゼット状に伸ばす点も特徴的で、上品さを演出してくれます。
しかし、直射日光には弱く、夏場は気を付けて管理する必要があるため注意しましょう。
□ロックガーデンに向いている低木
そもそも低木とは、常緑樹・落葉樹の種類にかかわらず、樹高1.5m以下の樹木のことを指します。
ですが、一般的なガーデニングの際には、およそ3m以下の樹木のことを低木として分類していることがほとんどです。
低木は大きく育つことがないため、場所をそこまで必要としないという特徴があります。
そのため、ロックガーデンに植えるにも最適だといえるのです。
おすすめの低木として、以下の2種類をご紹介します。
マホニア(ホソバヒイラギナンテン) 常緑樹
マホニアは和名をヒイラギナンテンといい、光沢のある葉のふちに小さなギザギザがある点が特徴的な常緑樹です。
「ホソバヒイラギナンテン」や「ナリヒラヒイラギナンテン」をはじめとして、様々な種類が存在します。
ヒュウガミズキ 落葉樹
ヒュウガミズキは、ブッシュ上に茂る特徴的な樹形をしている落葉低木です。
初春には淡いクリーム色の花を咲かせます。
□ロックガーデンに向いている花
*アルメリア
ロックガーデンにおすすめの、花も美しい山野草としてよく挙がるのがアルメリアです。
赤やピンク、白などのかわいらしい色味の花を咲かせるため、重たい印象になりがちなロックガーデンを鮮やかに彩ってくれます。
しっかり根付いた後は水やりをする必要もないため、手入れが簡単な点も魅力的です。
*イワシャジン
イワシャジンは、キキョウ科の山野草の一種で、山岳地帯に自生しています。
多年草であるため、植えておくと秋に釣鐘上の花を咲かせてくれるだけでなく、手入れが楽であるという利点もあります。
夏の暑さには弱いため、半日陰に植えるのがおすすめです。
*エリゲロン
エリゲロンは、水はけの良い場所を好み、岩肌に映える花です。
非常に丈夫で、よく広がって花を咲かせてくれるため、ロックガーデンを華やかにしてくれます。
日光もそこまで重要ではないため、多少岩の影になる部分に植えても問題なく育ってくれる点も魅力です。
□まとめ
今回は、ロックガーデンを作ろうとしている方に向けて、ロックガーデンに植物を植える際の植物の選び方や、ロックガーデンに向いている多肉植物、低木、花の種類などについてお伝えしました。
おしゃれなロックガーデンを作るためのポイントを、ここでおさらいしておきましょう。
・好みのテイストに合わせて岩や石を選ぶ
・ロックガーデンに適した植物を選ぶ
・全体のバランスを考えながら石と植物を配置する
これらのポイントを抑えながら、今回ご紹介したおすすめの植物を植えて、ぜひロックガーデンを楽しんでください。
約8400m2ある石置場には、様々な色•大きさ•形の石を全国から集めて、展示しています。
DIYで庭作りされる素人のお客さん•庭師•工務店•外構屋•インテリア•店舗•花屋•設計事務所等のお客さんが、石を使ったおしゃれな庭を作られています。
#揖斐川庭石センター
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