ロックガーデンを作るなら洋風がおすすめ!特徴からお手入れまで
気分転換に庭を見たり、自然に囲まれた場所を訪れる方は多いでしょう。
庭は、人びとの心を癒す力を持っており、そのおしゃれさから自宅に庭を作りたいと考える
方もいます。
そこで今回は、ロックガーデンの魅力や作り方、お手入れの方法について解説します。
新しく庭を作ることを検討されている方、これを機にガーデンスタイルを変えようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
□ロックガーデンはどのような庭?
ロックガーデンは、大自然の風情を狭い庭にも取り込める魅力的な庭造りのスタイルです。
その特徴は、大きな岩石を巧妙に配置し、その隙間に植物を植えるという独特のアプローチにあります。
ここでは、ロックガーデンの4つの特徴を解説します。
1.美しいバランス
岩石と植物が織り成す美しいバランスが、ロックガーデンの最大の魅力です。
岩石の形状や配置・植物の選び方と植え方、これらが絶妙に調和することで、庭全体が一つの美しい絵画のように見えます。
他のガーデンスタイルにはない、落ち着いた魅力はロックガーデンにしか出せません。
2.大規模から小規模まで
ロックガーデンは、広い敷地での展開だけでなく、玄関前・アプローチ・小さな庭でも十分に作成できます。
そのため、個々の生活空間に合わせて、多様なスタイルで楽しめる点で優れています。
3.高山植物との相性
ロックガーデンに使用される溶岩石などは、乾燥を防ぎ、蒸れも減らす性質があります。
そのため、高山植物なども比較的容易に育てられ、多様な植物がこの庭で繁茂するのです。
4.デザイン性と機能性
ロックガーデンは、小さなスペースでも高低差を活かした立体的な庭造りができます。
小さい規模のものでも、ワイルドな雰囲気を作れることから、デザインとして取り入れる方も多いです。
□洋風のロックガーデンにも種類はある?
洋風ロックガーデンは、その起源をヨーロッパの高山植物園やアメリカのドライガーデンに由来するとされています。
多種多様なスタイルが存在し、それぞれのテーマによって、庭が織り成す雰囲気は大きく変わるのが特徴的です。
ここでは、洋風のロックガーデンの中でも、人気とされるガーデンスタイルを4つご紹介します。
*南国リゾート風
まるで南国リゾートにいるかのような空間を表現できるのが、南国リゾート風のロックガーデンです。
サンゴのような石をちりばめ、ブラシの木やドラセナを中心に配置するとより魅力が引き立ちます。
リゾート感をより味わいたい方には、ヤシやニューサイランなどの熱帯植物を取り入れることもおすすめです。
また、足元には日時計や動物を模したオーナメントを置くと、より雰囲気の増したガーデンが出来上がるでしょう。
*ドライガーデン
メンテナンスがほとんど必要ない点が魅力的なのが、ドライガーデンです。
砂利や砂を敷き詰めた空間に、サボテンや多肉植物を配置することで、おしゃれな庭を作れます。
多肉植物は、日当たりがよく、水はけの良い土壌を好むため、土づくりは力を入れて行うことが大切です。
土づくりをしっかり行えば、メンテナンスを頻繁に行うことなく、多肉植物やドライガーデンそのものを楽しめます。
*ハーブガーデン
大きな石を積み重ね、その上にハーブをらせん状に植える「スパイラルロックガーデン」は、料理にも使える多機能な庭です。
高い場所には太陽を好むハーブ、低い場所には日陰でも育つハーブを植えることで、一箇所で多種多様なハーブが楽しめます。
*シェードガーデン
日陰や半日陰を活かした「シェードガーデン」は、その名の通り、日陰でも美しく咲く植物や花で構成されているため、欧米では大きな木の下などでよく見られます。
日陰でも元気な植物を選ぶことで、独特の風情が生まれる点が特徴的なガーデンスタイルです。
各スタイルにはその独自の魅力と特性があり、それぞれに合った植物や装飾品で、庭が一層生き生きとします。何をテーマにするかは、あなた自身の好みと生活スタイルによって選びましょう。
□ロックガーデンに取り入れたいおすすめの植物4つ
前述したように、ロックガーデンは乾燥地域を模したガーデンスタイルであるため、ロックガーデンに取り入れられる植物は、環境の違いから身近で見かけることは少ないです。
そのため、実際にどのような植物を選ぶかで迷われる方もいるでしょう。
ここでは、ロックガーデンにおすすめな植物を4つご紹介します。
1.ゴールデンバレルカクタス
「サボテンの王様」とも呼ばれるゴールデンバレルカクタスは、「金鯱サボテン」とも呼ばれ、丸い形と黄金色の棘が特徴的なサボテンです。
庭に1つあるだけで存在感を放つゴールデンバレルカクタスですが、その希少性は高く、絶滅危惧種として認定されています。
日光と風通しを好む一方で、直射日光と湿気は避け、冬季には霜が当たらないよう注意が必要です。
2.チワワエンシス
多肉植物の1種であるチワワエンシスは、葉先がピンク色に染まる美しい形状が魅力です。
ただし、1年中咲き続けるわけではありません。
春と秋に活発に成長し、夏と冬は休眠する特徴に留意しておきましょう。
育てる際は、夏の直射日光を避け、できるだけ風通しの良い場所で育ててくださいね。
3.ココスヤシ
ココスヤシは、小ぶりながらも力強さがある植物で、寒さにも強く、日陰でも育つ点が特徴的です。
ただし、日光が全く当たらない場所でも育つわけではないため、育てる場所には注意が必要です。
4.ローズマリー
ローズマリーの名前は、誰もが1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
暑さ・寒さ・強風に強いローズマリーは、育てやすく多用途で活躍します。
大きな植物の間や石の隙間に植えることで、庭に深みと香りを加えます。
□ロックガーデンには手入れが欠かせない!メンテナンスの方法
洋風ロックガーデンは、多肉植物やヤシ類、シダ類といった植物との相性が抜群です。
それぞれの植物が持つ特性を理解し、適切なケアを施すことで、庭は一年中美しい状態を保てます。
ここでは、ロックガーデンのメンテナンス方法を、3つの項目毎に解説します。
*気候に対する配慮
多くのロックガーデン用植物は日当たりを好むものが多いですが、品種によっては真夏の日焼けや水枯れが起こり易いものもあります。
また、庭の位置や日当たりの具合によっては、気温や湿度が大きく変わる場合もあるので、その点を考慮することが重要です。
冬季には霜から植物を守るための寒冷紗を使用する、春前にはたい肥を増やして加温するなど、季節や環境に応じた工夫が求められます。
*水やりのコツ
植栽を地植えする場合は、自然の降雨量で基本的には問題ありません。
ただし、長期間の日照りや真夏の日照時間が長い場合は、適度な水やりが必要です。
特に多肉植物は、成長期に適切な水分と栄養を与えると、急速に成長します。
*肥料の選び方
ロックガーデンで使用する植物は、一般的には痩せた土地で育つ種類が多いことから、基本的に肥料をあまり頼らない生命力を持っています。
1年を通して肥料が必要ないということは、庭づくりの費用削減にもつながります。
ただし、化成肥料を適度に施すことで植物の美しさを引き立てられることから、春から秋にかけての成長期は肥料を用意するようにしましょう。
□まとめ
洋風ロックガーデンは、多種多様な植物と石、装飾品で構成される美しい庭です。
しかし、その美しさを保つためには、適切なメンテナンスが不可欠です。
水やり・肥料・病害虫の対策・季節のケア、そして石や装飾品のメンテナンスなど、多くの要素に注意を払う必要があります。
庭の美しさを維持するためには、植物の特性を理解し、それに適したケアを施すことが不可欠です。
季節の変わり目や突然の気温変化にも柔軟に対応し、庭の植物たちが健やかに育つよう心がけましょう。
約8400m2ある石置場には、様々な色•大きさ•形の石を全国から集めて、展示しています。
DIYで庭作りされる素人のお客さん•庭師•工務店•外構屋•インテリア•店舗•花屋•設計事務所等のお客さんが、石を使ったおしゃれな庭を作られています。
#揖斐川庭石センター
line(ライン)を使われてる方は、ぜひ、弊社の公式LINE公式アカウントに「友だち登録」して、気楽に問い合わせしてみてください。
・スマホ、ケータイを使って、いつでもどこでも周りを気にせず、リアルタイムで1:1の問い合わせのやり取りができる。
・問い合わせで文字では説明しにくい時は、スマホ、ケータイで撮った現場や庭、家の画像を送ることができるので、スムーズにやり取りできる。
・弊社の商品や施工事例、日々の出来事などの情報がタイムラインで見られる。
よろしければ、「友だち追加」をタップ・クリックか、QRコードを読み込んでください。↓
Email
メールでのお問い合わせ
Instagram
ほぼ毎日、仕事ぶりを更新
LINE公式アカウント
LINEでお問い合わせ、公式lineアカウント限定の記事書いてます
Twitter
どうでもいいつぶやき
YouTube
たまに、動画載せてます
Facebook
ほぼ毎日、仕事ぶりを更新
Profile
自己紹介
最近のコメント