ローメンテナンスの庭で楽さとおしゃれを両立!DIYで雑草対策
庭を手入れする理由はさまざまです。
美しさを追求するため、リラックスする空間を作るため、あるいは単に自然との繋がりを感じたいからかもしれません。
しかし、忙しい日常の中で庭のメンテナンスに多くの時間を割くのは難しいものです。
特に夏の暑い日や冬の寒い日に外での作業をするのは、体力的にも精神的にも大きな負担です。
この記事では、庭のDIYで始めるローメンテナンスの庭づくりとして、その特徴や作り方・雑草対策についてご紹介します。
□手入れのいらない庭の特徴
手入れのいらない庭とは、基本的に「雑草が生えにくい」環境で、「庭木の剪定頻度が低い」庭のことを指します。
ここでは、この2つのポイントをどのように達成するのか、その方法について簡単に解説します。
1:雑草が生えにくい環境を作る
雑草が生えにくい庭を目指すには、全面をコンクリートで覆うことは避け、舗装スペースと植栽スペースをバランス良く分けることが重要です。
コンクリートで全体を覆うと庭が無機質で照り返しが強くなってしまうため、手っ取り早い方法ではありますがおすすめはできません。
植栽を活かして雑草を減らす方法としては、宿根草や多年草、被地類の使用も、季節ごとに植物を植え替える手間を省いてくれます。
2:庭木の剪定頻度を低く保つ
庭木の種類によっては、年に複数回の剪定が必要とされています。
そこで、剪定の回数を減らすためには、ハイノキやソヨゴのような成長が緩やかな常緑樹を選ぶことがおすすめです。
□ローメンテナンスの庭を作るポイント
手入れのいらない庭を作るポイントとして、ここでは「植栽する箇所と本数を絞る」・「自然樹形の木を選ぶこと」・「石と苔の活用」について解説します。
1:植栽の箇所と本数を絞る
効果的な植栽のためには、植える箇所を厳選し、本数を限定することがポイントです。
例えば、玄関前にシンボルツリーを、そしてその奥や道路側にも適切に配置します。
三角形に配置することで、バランスが取れ、少ない本数でも庭が緑に包まれているような印象を与えられます。
植栽しない場所には、砕石や石・枕木を敷き詰めることで、メンテナンスフリーの仕上がりが実現可能です。
2:自然樹形の木を選ぶ
自然樹形の木を選ぶことでも、剪定の頻度を減らせます。
例えば、通常は丸く剪定されるツツジも、自然な樹形で植栽すれば、伸び過ぎた場合にのみ剪定する程度で済みます。
3:石と苔を活用する
植栽を少なくすることで生じる空間は、石やオブジェを配置して表情を加えられます。
シンプルな丸い川石は、置き方によってオブジェとして、苔を敷き詰めることで雑草防止・保水効果・保温効果を実現できます。
□ローメンテナンスな庭造りのステップ
1:ゾーニングで庭の設計を見直す
ゾーニングは庭造りの最初のステップであり、庭の各エリアの目的を明確にします。
植物を植える場所・リラックスするためのスペース・駐車場所など、用途に応じてエリアを分けることが重要です。
その他にも、子供が遊ぶためのエリアや、家族が集まるパティオエリアを設けることもゾーニングは可能にしてくれます。
各エリアにどのような植物や素材を使用するかを決め、メンテナンスの手間を考慮しておきましょう。
2:舗装に使う素材を選ぶ
庭の設計がある程度決まれば、庭の舗装に使う素材を選びます。
ここでは、庭の見た目だけでなく、庭の使用頻度やそこで過ごす人のニーズに合わせて、機能性も踏まえた上で素材を選ぶようにしましょう。
例えば、石畳は自然な雰囲気を演出し、コンクリートはモダンな印象を与えてくれます。
素材によっては、夏場の照り返しを和らげたり、雨水の排水性を高めたりする効果も持ち合わせています。
また、足場が不安な方は、滑りにくい素材を選ぶことで安心して庭を使えます。
素材選びは、庭の使用頻度や、そこで過ごす人々のニーズに合わせて行います。
3:植栽スペースに植物を選ぶ
植物選びは庭のメンテナンスに大きく影響します。
容易に管理でき、長期間美しい状態を保つ植物を選ぶことが重要です。
植物を選ぶ時は、成長の早さ・花の季節・手入れのしやすさなどを考慮した上で選ぶことが大切です。
1年中緑を楽しみたい方は植え替えの手間がかからない多年草を、雑草の多さが気になる方は、低木やグランドカバー植物を選ぶことで雑草の成長を防いでくれます。
また、長期にわたる健康的な成長を促すために、地域の気候や土壌の条件に合った植物を選ぶことも忘れてはいけません。
□DIYで実現する雑草対策
雑草対策は、おしゃれな庭を維持しつつ、メンテナンスの手間を軽減するために欠かせない対策の1つです。
ここでは、DIYで実現可能な雑草対策の方法の例を解説します。
1:コンクリートを打設する
コンクリート打設は、雑草の生える隙間を無くし、長期的に雑草を抑制します。
ただし、コンクリートの外観は硬質で無機質なため、庭の全体的な雰囲気に影響を与える可能性があることに留意しておきましょう。
2:真砂土を敷く
真砂土は、雑草の根が張りにくい環境を作り出します。
真砂土をDIYで敷く時は、適切な量のセメントを混ぜ、締固めることでその効力を発揮します。
コンクリートと異なり、真砂土は自然な外観を保ちながら雑草対策を行え、庭の美観を損なわない点でおすすめです。
3:固まる真砂土を敷く
前述した真砂土と異なり、固まる真砂土は施工が容易で、均等にならした後に水をかけるだけで固まります。
色粉を混ぜた製品もあり、庭に独特の風合いを加えることが可能です。
真砂土の自然な質感を保ちつつ、雑草対策を強化したい場合に最適です。
4:防草シートを張る
防草シートは、地面に光が届かないようにして雑草の成長を抑制します。
手軽に広範囲の雑草対策が可能で、効果も高いです。
ただし、シート自体が人工的な外観を持つため、化粧砂利や人工芝と組み合わせて使用すると、雑草対策とデザイン性の両立が図れます。
5:砂利を敷く
荒目の砂利は、美観と実用性を兼ね備えた素材です。
砂利を敷くことで雑草に光が届きにくくなり、発芽を防ぐ効果が期待できます。
さらに、砂利は踏んでも容易に引き抜けるので、万が一雑草が生えても簡単に除去できる点で優れています。
6:枕木を敷く
枕木は、雑草を防ぎながら、庭にナチュラルで温かみのある雰囲気をもたらします。
設置する場所によっては、庭にアクセントや歩行路を作り出すことも可能で、デザイン性と実用性を兼ね備えている便利なアイテムです。
7:レンガ・タイルを敷く
レンガやタイルは、雑草の成長を阻害しつつ、庭に洗練された外観を与えます。
レンガやタイルを敷く際には、目地をしっかりとモルタルで埋め、雑草が生えにくい環境を作り出すことが重要です。
デザイン性が高く、幅広いスタイルに対応可能な素材です。
8:グランドカバーを植える
グランドカバーは、地表を覆い尽くすことで雑草の成長を阻止します。
芝生やクラピア、ディコンドラなど、さまざまな種類があり、用途や好みに応じて選べます。
グランドカバーは、自然な見た目を保ちながら効果的に雑草を抑制し、庭を美しく保ちます。
9:人工芝を敷く
人工芝は、雑草の成長を防ぎつつ、自然な芝生のような外観を実現します。
高品質の人工芝は、本物の芝生に見劣りしない質感を持ち、庭を手入れが簡単で常緑の美しい空間に変えてくれます。
防草シートと併用することで、さらに高い雑草対策効果が期待できます。
□まとめ
手入れのいらない庭作りは、忙しい日常の中で庭の美観を保ちつつ、メンテナンスの手間を最小限に抑えるための最適な解決策です。
この記事では、手入れのいらない庭の特徴から、ローメンテナンスな庭を作るポイント・具体的なステップ、そしてDIYで実現する雑草対策までを解説しました。
これらの方法を活用することで、忙しい方々でも手間のかからない、美しい庭を実現できます。
ここで紹介した情報が、お客様の新しい庭づくりに少しでも貢献できれば幸いです。
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DIYで庭作りされる素人のお客さん•庭師•工務店•外構屋•インテリア•店舗•花屋•設計事務所等のお客さんが、石を使ったおしゃれな庭を作られています。
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