岐阜県の庭づくり業者が解説!庭石の配置について!
日本庭園を訪れた際は、必ずと言って良いほど庭石を見かけるでしょう。
その庭石をご自分のお庭に配置してみてはいかがですか。
今回は、日本古来の趣を感じられる庭石の配置について岐阜の庭づくり業者が解説します。
□飛び石について紹介!
飛び石とは、庭づくりをする際に使用する庭石の一種です。
その飛び石を配置する目的やメリット、事例について紹介します。
そもそも、なぜ飛び石を庭づくりに使用するようになったのでしょうか。
昔、日本では雨が多いため、履物を汚さないように、土を踏まない伝い歩きができる目的で使用されていました。
桃山時代には茶室の露地に配置され、江戸時代には日本庭園の特徴的な要素として広まった歴史があります。
また、飛び石の配置の仕方や大きさによって、その上を歩く人の向きを変えたり立ち止まらせたりする効果があります。
石と石の間隔は、和服を着ている方の歩幅に合わせた幅に設定されているなど、さまざまな工夫がされています。
昔は日本庭園のみで使用されているイメージが強かったですが、現在では洋風の園路に使用されていることもあるでしょう。
次に、飛び石はどのようなシーンで使われているかをお話しします。
1つ目は、和風の庭園です。
大きさや色が異なる飛び石から、和の趣を感じられるでしょう。
庭園をゆっくり散策しながら歩けるよう、変形した飛び石を配置することもおすすめです。
2つ目は、洋風の庭園です。
白砂利と飛び石を組み合わせれば、和洋折衷でおしゃれな雰囲気を演出できるでしょう。
また、歩幅に合わせて変える日本庭園の飛び石とは異なり、等間隔に規則正しく配置することで、洋風の庭にも違和感がなく配置できます。
3つ目は、石を敷き詰めて石畳にするパターンです。
奥行きを感じさせ、和の雰囲気を醸し出してくれる効果が期待できるでしょう。
さらに、周囲に砂利を敷けば、高級感も演出できます。
このように3つの事例を紹介しました。
しかし、なぜこのように飛び石を使用される場面は多いのでしょうか。
飛び石のメリットをもとに解説します。
飛び石を配置すれば、雨が降って地面が湿っている際も、靴が汚れずに庭の中を移動できます。
さらに、半永久的に使用できるという寿命の長さも魅力的でしょう。
また、事例でも紹介したように和風、洋風どちらの庭園にもマッチするため、さまざまな庭で使用できます。
□飛び石の配置方法とは?
飛び石とは、何かご理解いただけましたか。
飛び石を実際に配置しようとお考えの方に、配置方法として打ち方の種類や敷き方を解説します。
まず、最もシンプルな打ち方である直打ちは、直線状に歩幅に合わせて配置しましょう。
大曲は、大きなカーブを描きながら配置します。
また、ランダムに打つ方法として、2連打ちや3連打ちがあります。
2つや3つの石を続けて打ち、1つの石をずらして敷くため、庭石の変化が庭園の散策を楽しませてくれるでしょう。
そして、千鳥歩きのようにジグザグに打つ、千鳥打ちです。
また、雁(がん)掛けは、くの字をイメージして敷いていきます。
こちらは高度な技術が必要なため、業者の方と相談しながら施工を進めていきましょう。
次に紹介するのが、飛び石の敷き方です。
敷き方に決まりはないですが、おしゃれな庭園を演出するために、ぜひお役立てください。
据え付きの間隔は、歩幅に合わせた約50センチメートルが良いとされています。
また、高さは約5センチメートルがおすすめです。
低くしすぎると茶園のようになり、高すぎると違和感を覚えるため、注意が必要です。
そして、飛び石の向きは端と端が平行になることを意識して並べれば、見栄えが良くなるでしょう。
このように、飛び石を敷く際は、さまざまな種類から選べます。
また、設置方法として、見栄えを良くするために高さや向き、幅を意識しましょう。
□飛び石を並べる際の注意点
飛び石を配置する際に注意すべきポイントを見ていきましょう。
住宅の中で、飛び石の使用をおすすめしない場所があります。
それは、玄関です。
玄関までの動線は、安全第一で考えましょう。
飛び石を使用するメリットはもちろん存在します。
しかし、玄関のような人を迎える場所には向きません。
その理由は、つまずいたり滑ったりする可能性があるからです。
しかし、滑りにくい素材である大判の自然石を使用し、石の間隔を調整すれば問題ないため、どうしても使用したい場合は施工業者の方と相談しましょう。
また、玄関を複雑なつくりにすることはおすすめしません。
特に、お年寄りや小さな子供がいる場合は、転倒するリスクがあるため、設計の際には注意が必要です。
大人の方でも急いでいる際に足が合わなくなれば、転倒の原因につながります。
そのため、玄関はフラットで歩きやすい仕上がりにすることをおすすめします。
□まとめ
どのような庭石を使用すれば良いか分からない方は、今回紹介した飛び石を使用することをおすすめします。
飛び石を使用する際は、ぜひこの記事の飛び石の配置方法や注意点を参考にしてみてください。
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