【2024年を振り返る】初心者でもできる！DIYで理想の庭づくり完全ガイド
「庭のある暮らしに憧れるけれど、どこから始めればいいのかわからない…」
そんな声をよく耳にします。実は、あなたの不安は当然のものなのです。
最新の調査では、庭付きの家に住むことを望む人が70%を超える一方で、実際に庭がある人は48.8%に留まっています。この記事では、これから庭づくりを始めたい方に向けて、初心者でも実践できる方法を詳しくご紹介します。
なぜ今、庭づくりがブームなのか？
2024年、庭づくりへの関心が高まっていた背景には、いくつかの社会的な要因があります。
まず、コロナ禍を経て「家での時間を豊かにしたい」という意識が定着してきました。また、食の安全への関心から家庭菜園を始める人が増加。さらに、SDGsへの意識の高まりから、自然と共生する暮らしを求める傾向が強まっています。
実際、最新の2024年の調査では、庭の活用方法として以下のニーズが高いことがわかりました。
１位 家庭菜園（443人が支持）
単なる趣味としてだけでなく、食の安全や自給自足への第一歩として注目されています。特に、ミニトマトやハーブ類など、比較的育てやすい作物から始める人が多いようです。
２位 ガーデニング（377人が支持）
季節の花々を育てることで、自然のリズムを感じられる暮らしを求める声が増えています。特に、在宅ワークが定着した方々から、「仕事の合間に花の手入れをすることでリフレッシュできる」という声が多く聞かれます。
３位 洗濯物や布団を干すスペース（361人が支持）
実は、これは見逃せないポイントです。天日干しによる除菌効果や、電気代の節約といった実用的なメリットに加え、香り高い洗濯物の心地よさを求める声が増えているのです。
４位 バーベキューなどの飲食スペース（312人が支持）
アウトドア志向の高まりと共に、自宅での屋外飲食ニーズが増加しています。コロナ禍を経て、密を避けながら家族や親しい友人と楽しむ空間として、庭でのBBQが人気を集めています。また、手軽なピザ窯やダッチオーブンなど、アウトドアクッキング器具の普及も、この需要を後押ししています。
５位 車庫・駐車場（237人が支持）
実用的な面から見ても、庭スペースの活用は重要です。特に都市部では駐車場の確保が課題となっており、庭の一部を車庫として利用することで、月々の駐車場代を節約できるメリットがあります。また、カーポートを設置することで、愛車を風雨から守ることもできます。
６位 日光浴スペース（149人が支持）
健康志向の高まりと共に、ビタミンD摂取のための日光浴スペースとしても庭が注目されています。特に在宅ワークが増えた現代では、気分転換や健康維持のために庭で日光浴をする人が増加しています。デッキチェアやハンモックを設置して、リラックススペースとして活用する方も多いようです。
家族といっしょに庭で過ごす
初心者でも失敗しない！庭づくりの基本設計
「とにかく何から始めればいいの？」
これは、庭づくり初心者の方からもっともよく聞かれる質問です。実は、成功する庭づくりには、しっかりとした計画が欠かせません。
1. 敷地の特徴を知る
日当たりの確認は、庭づくりの成功を左右する重要なポイントです。朝から夕方まで、時間帯ごとの日照状況をチェックしましょう。特に冬場は、建物や塀の影響で日当たりが大きく変わることがあります。また、土壌の状態も重要です。
簡単なチェック方法として：
- 土を握って固めた後、軽く突くと崩れる程度が理想的
- 握っても形にならない場合は砂質すぎ
- べたべたする場合は粘土質が強い
という目安があります。
2. 理想の庭をイメージする
ここで大切なのは、「何のために庭を作るのか」という目的の明確化です。例えば：
家庭菜園メインの場合
野菜の種類によって必要な面積や日当たりが変わってきます。トマトなら最低でも1株あたり50cm四方のスペースが必要です。
くつろぎスペースとして使う場合
椅子やテーブルを置くスペースに加え、日よけの配置も考慮が必要です。
新築される方は、同時に家周りの計画も立てることをオススメします
初心者でも簡単！具体的な作業手順
1. 基礎工事の進め方
「基礎工事」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、実は家庭でもできる作業がたくさんあります。まず、整地作業から始めましょう。これは庭づくりの土台となる重要な工程です。地面の凸凹を均し、水はけを良くすることで、その後の作業がスムーズになります。具体的な手順：
- 不要な雑草や小石を取り除く
- 雑草は根からしっかりと抜く
- 表土を3-5cm程度削り取ると効果的
- 地面の水平を確認
- 水平器を使って確認
- 雨水が家の方向に流れないよう、わずかな傾斜をつける
- 土壌改良
- 市販の培養土と既存の土を混ぜる
- 必要に応じて腐葉土や堆肥を追加
2. 植物の選び方と配置のコツ
初心者の方によく聞かれる質問が「どんな植物から始めればいいか」というものです。実は、植物選びには重要な法則があります。「背の高い植物を北側に、低い植物を南側に」という基本ルールです。これにより、すべての植物に十分な日光が当たるようになります。初心者におすすめの植物と育て方：
ラベンダー：
- 乾燥に強く、手間いらず
- 虫除け効果もある
- 刈り込みは年2回程度でOK
ローズマリー：
- 料理にも使える実用的なハーブ
- 病害虫に強い
- 剪定も簡単
アジサイ：
- 日本の気候に適している
- 花期が長い
- 土の性質で花色が変化する面白さがある
5mはあるコハウチワカエデを植栽中
季節別メンテナンスガイド
春のお手入れ
春は庭づくりの本格的なスタート時期です。
この時期にしっかりと準備することで、一年を通じて美しい庭を保つことができます。
重要なポイント：
- 土作り
- 冬の間に固くなった土をほぐす
- 堆肥や肥料を施す
- 土壌のpH値をチェック
- 植え付け
- 気温が15度を超えてから開始
- 植物の特性に合わせた間隔を確保
- たっぷりと水を与える
夏のお手入れ
夏場の管理は、植物の生育に大きく影響します。特に気を付けたいのが水やりです。
効果的な水やりのコツ：
- 朝か夕方の涼しい時間帯に行う
- 土の表面が乾いてから与える
- 根元にゆっくりと染み込ませる
また、この時期は害虫対策も重要です：
- 定期的な見回り
- 早期発見・早期対処
- 必要に応じて防虫ネットの設置
秋のお手入れ
秋は来年の準備をする大切な時期です。特に注目したいのが球根の植え付けです。おすすめの球根：
- チューリップ
- スイセン
- クロッカス
植え付けのポイント：
- 球根の大きさの3倍の深さに植える
- 球根の先端を上向きに
- 水はけの良い場所を選ぶ
冬のお手入れ
冬は植物の休眠期ですが、この時期のケアが春の出来を左右します。防寒対策の具体例：
- 株元へのわら布団：寒さに弱い植物の根を守ります。特にバラやアジサイには効果的です。
- 防寒シートの活用：突然の寒波から植物を守ります。夜間だけかけて、日中は外すのがコツです。
- 鉢植えの移動：霜に弱い植物は軒下や壁際に移動させましょう。
ロックガーデンの手入れ
失敗しないDIY庭づくりのコツ
よくある失敗とその対策
- 排水不良による植物の枯死
原因：水はけの悪い土壌や、地面の傾斜不足が主な原因です。
対策：
- 砂利や軽石を混ぜて土壌改良
- 排水溝の設置
- 植え付け時に植穴の底に軽石を入れる
- 雑草の繁茂
これは初心者が最も悩まされる問題の一つです。
効果的な対策：
- 防草シートの敷設：見えない部分にしっかりと設置
- 雑草の根絶：こまめな除草と、根までしっかり抜く
- 地被植物の活用：タイム類やリュウノヒゲなどで地面を覆う
広い敷地に砂利を敷くため、防草シートの上に、砂利の入ったフレコンを点在しておろします
コスト管理のスマートな方法
初期費用の賢い使い方
総予算の目安（6坪程度の庭の場合）：
基本工事：
- 整地・土壌改良：3-5万円
- 基礎資材（砂利・土など）：5-7万円
- 植物：3-5万円
- 道具類：2-3万円
賢い投資のコツ：
- 道具は基本的なものから始める
- 植物は小さいサイズから育てる
- 資材は近隣のホームセンターで比較検討
ランニングコストの抑え方
年間の維持費を抑えるポイント：
水やりの工夫
- 雨水タンクの設置
- 朝夕の効率的な水やり
- マルチング材の活用で水分蒸発を防ぐ
肥料の選び方
- 緩効性肥料の活用
- 家庭での堆肥作り
- 適切な量の把握
コストダウン
庭づくりの応用テクニック
空間を広く見せるコツ
限られたスペースを効果的に活用するテクニック：
視線の誘導
- 奥行きのある通路の設置
- 背の高い植物を奥に配置
- アイストップとなる要素の設置
色彩計画
- 手前は明るい色の花を
- 奥は濃い色の植物を
- 白い花で空間に抜け感を出す
プライバシーの確保
近隣の目線が気になる場合の対策：
植物による目隠し
- 常緑樹の活用：キンモクセイやサザンカなど
- つる性植物：ヘデラやテイカカズラ
- 竹類：コンパクトな品種を選ぶ
構造物との組み合わせ
- ラティス（格子）と植物の組み合わせ
- パーゴラの設置
- 目隠しフェンスの活用
岐阜石300-400mmロックガーデン
まとめ：成功する庭づくりの3つの鉄則
計画的なアプローチ
無理のない範囲で少しずつ進めることが、長続きのコツです。一度にすべてを完成させようとせず、季節ごとに少しずつ改善していく姿勢が大切です。
定期的なメンテナンス
毎日少しずつの手入れが、美しい庭を保つ秘訣です。特に水やりと雑草対策は、習慣化することで負担が少なくなります。
楽しみながら進める
庭づくりは、暮らしに彩りを添える素晴らしい趣味です。失敗を恐れず、試行錯誤を楽しみながら、あなたらしい庭づくりを進めていってください。
このように、庭の活用方法は多岐にわたり、それぞれのライフスタイルに合わせた使い方が可能です。特に注目したいのは、これらの用途が単独で存在するのではなく、複数の目的を組み合わせて活用されているという点です。
例えば、普段は洗濯物を干すスペースとして使い、休日にはBBQスペースとして活用するなど、フレキシブルな使い方が可能なのです。
庭でくつろぐ
約8400m2ある石置場には、様々な色•大きさ•形の石を全国から集めて、展示しています。
DIYで庭作りされる素人のお客さん•庭師•工務店•外構屋•インテリア•店舗•花屋•設計事務所等のお客さんが、石を使ったおしゃれな庭を作られています。
#揖斐川庭石センター
line(ライン)を使われてる方は、ぜひ、弊社の公式LINE公式アカウントに「友だち登録」して、気楽に問い合わせしてみてください。
・スマホ、ケータイを使って、いつでもどこでも周りを気にせず、リアルタイムで1:1の問い合わせのやり取りができる。
・問い合わせで文字では説明しにくい時は、スマホ、ケータイで撮った現場や庭、家の画像を送ることができるので、スムーズにやり取りできる。
・弊社の商品や施工事例、日々の出来事などの情報がタイムラインで見られる。
よろしければ、「友だち追加」をタップ・クリックか、QRコードを読み込んでください。↓
Email
メールでのお問い合わせ
Instagram
ほぼ毎日、仕事ぶりを更新
LINE公式アカウント
LINEでお問い合わせ、公式lineアカウント限定の記事書いてます
Twitter
どうでもいいつぶやき
YouTube
たまに、動画載せてます
Facebook
ほぼ毎日、仕事ぶりを更新
Profile
自己紹介
最近のコメント