庭に柵がほしい!DIYで作りたい人が見ておくと良いこと
庭に柵のある住宅に憧れる方は、多いのではないでしょうか。
それも柵が自分でDIYして作ったものであったら、その愛着はさらに強いものになるでしょう。
しかし、柵のDIYはあまり一般的とは言いにくいです。
それは柵自体ではなく、柵を作るときに必須かつ重要な工程である基礎部分によるものではないでしょうか。
決して柵がDIYできないためではありません。
実際に柵をDIYしていったケースから抜粋した材料や作り方も簡単に記載していますので、柵をDIYするにはどうしたら良いか、どう作ったらよいか、一つずつ考えていきましょう。
□庭の柵はなんのために作るの?
近所を見渡せば柵のある庭は多くありますが、具体的にそれらの柵はなんのためにあるのでしょうか。
1.敷地を明確にする
お隣に住んでいる方と、ここまではこちらの敷地、そこからはそちらの敷地、と明確に区別できます。
柵がなくても敷地の境目はありますが、可視化されることで誰の目にも明らかになります。
2.防犯に用いる
柵があることで侵入の難易度が上がります。
境目が物理的に存在することで入りにくくなる効果は、物理的だけでなく心理的にも存在します。
一方、柵によっては死角が増えることでうっかりは防げても故意の侵入は防ぎにくい柵も存在します。
3.目隠しにする
心理的な話として、近隣の方や通りすがりの方から住宅が丸見えなのは抵抗があります。
関係性が悪いとかやましいことがあるとか、そういったこととは無関係に、やはりプライベートな空間が外部から見える状態であると、生活に支障をきたしてしまうでしょう。
それらの対策として、目隠しに柵を設置する方もいらっしゃいます。
決して大掛かりな工事ではなくとも、ある程度外から向けられる視線から隠してくれることが期待できます。
4.見た目の変化
そこにある、という見た目の役割もあるでしょう。
メリハリにもなりますし、全く同じ色やデザインを選べば分かりやすいです。
□庭が囲ってあることのメリット
では、庭を囲うことで発生するメリットにはどんなものがあるでしょうか。
1.庭の植物を囲える
まず庭の保護という点が挙げられます。
見た目としても区切りができることで引き立ちますし、安全の面でも囲いがあれば庭が荒らされるリスクは下がります。
環境にもよりますが、基本的に庭を守れると言って良いでしょう。
2.リラックスでき
時間をかけて丁寧に作った庭であればあるほど、その場所でのんびりとリラックスしたいもの。
しかし、実際には近隣の方の視線に晒されたり他人の生活がすぐそばにあったりしてリラックスしにくい環境も多いでしょう。
そんなときに柵があれば、必ずとは言えないものの柵がないときよりはリラックスできます。
3.枝や落ち葉を防げる
枝や葉が落ちてくることそのものは自然現象のため、防げません。
しかし、自宅のスペースに落ちてくることは防げます。
また、逆に自宅の庭にある枝や落ち葉が外に出ることを防ぐ目的もあるでしょう。
ご近所トラブルとして枝や落ち葉は意外と多いもの。
それらを防げるのは大きなメリットでしょう。
4.夜にカーテンを開ける選択肢が生まれる
カーテンを開けて寝てしまう、とまではできませんが、夜にもカーテンを開けて庭を楽しめます。
夜も楽しめる庭かどうかは作る方によって変わるものの、柵があるメリットは夜も庭を楽しむという選択肢が増えるだけ。
選択肢が増えることは大抵の方にとって歓迎すべきことでしょう。
5.太陽光から守れる
育ちすぎのリスク回避に一役買うでしょう。
庭の中心あたりに植えてある植物であれば多少育ちすぎても手入れすれば良いでしょうが、柵のそば、すなわち近隣との境目ではそうはいきません。
隣の方の敷地に枝や植物が入ってしまったり、種でも落としてしまえばご近所トラブルの火種です。
そんなときに柵があれば、ある程度太陽光を抑えてくれるため育ちすぎを避ける役目の一端を担えるでしょう。
□庭が囲ってあることのデメリット
では逆に、柵で庭を囲うことによって発生するデメリットとはどんなものがあるでしょうか。
1.外が見えなくなる
外から見えにくくなるメリットがあるのは、同時に外が見えにくくなるデメリットを持っています。
また、近隣の方の視線が気になる方には外から見えなくなるメリットがありますが、こちらも人の視線が入りにくい場所というのはかえって危険な場合も多いです。
とはいえ、これらは完全に外から見えない場合に起きやすいもの。
程よく見えにくい程度の柵にしておけば、メリットを得つつデメリットを避けるバランスも取れるでしょう。
2.柵自体のメンテナンスが必要
柵には庭を守る効果がありますが、柵自体も庭の一部です。
壊れれば直したり、時間が経てば新しいものに変えたり、その手間は0とはいきません。
柵のタイプによっては日本で避けられない台風や強風の被害を受けやすいものもあり、庭自体の手入れが少ない方には柵はあまり向かないかもしれません。
3.庭が制限される
柵のタイプにもよりますが、背が高かったり空気の抜ける隙間があまりなかったりすると、庭そのものに制限を受けてしまいます。
例えば太陽の光が制限されるのも、柵のそばだけであればまだしも背の高い柵では広範囲に光が届きにくくなってしまいます。
□作る前に知っておきたい!柵を作るための材料
*柵のDIYに必要な材料
DIYするにあたって、やはり材料にどんなものが必要かは気になるところです。
どんな柵を作るかによって大きく異なるものの、一例としてはコンクリートブロックや木材、モルタル、塗料といったものが必要になりやすいです。
柵作りの盲点としてよくあるものが、基礎づくりです。
意外と材料が多い、となる方は基礎を作るステップを忘れているケースが多いのではないでしょうか。
*柵のDIYに必要な工具
こちらは材料に比べ大きく差が出にくいところです。
・ドライバー
・のこぎり
・スコップ
・バケツ
・水平器
・台車
この辺りがよく必要とされやすい工具でしょうか。
ドライバーはインパクトドライバーでないと不便かもしれませんが、そうでないと作れない、とまではいきません。
のこぎりは材料を切るために、スコップは穴を掘るために必要なものですから、それらが代用できる何かがあれば代用しても構わないでしょう。
バケツはモルタル用のもの、台車は持ち運び用のものですから、これらも代用できるものがあればほかのものでも構いません。
水平器ばかりは代用できるものがなかなかありませんし材料に関係なく必要となるものですから、揃えておくとできあがりの質が良くなります。
□庭の柵をDIYしたい!どう作る?
最後にDIYのやり方について簡単に見ていきたいと思います。
一例に過ぎないため実際に作りたいときはまたしっかりと調べた方が良いですが、どんなものを作るかを考える材料にはなるでしょう。
*ウッドフェンスの作り方
木材を買ってきて、下準備として防腐剤を塗りましょう。
その後下地を組み立て枠を作ったら、木材を設置。
高さを調節して完成です。
*ブロック塀の作り方
厳密には柵ではなく塀ですが、DIYできるものとしてご紹介します。
重さの面でも簡単には作れませんが、その分しっかりしたものができあがります。
必要なものとしてはブロックとメッシュに木の板、モルタルと工具としてブロックを切るものあたりでしょう。
基礎を作った上からブロックを積み上げていきます。
この時にモルタルを塗っていくので、量としては多めに必要となるでしょう。
□まとめ
柵にはメリットとデメリットが表裏一体の関係性にあるものが多いため、どちらを取ったらよいのかは何とも言えません。
しかし裏を返せばそれは個人の好み次第ということであり、どちらを選んでも間違いではないということです。
基礎を作るため柵のDIYは簡単にやめたり作りなおしたりすることが難しいものですが、絶対にできないものでもありません。
ぜひ失敗や後悔を恐れず、作りたいという気持ちを大切にしてぜひ柵のDIYに挑戦してください。
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