庭のDIYで欠かせないモルタル、どうやって扱うの?
モルタルといえばプロの方が使うようなイメージがあり、手を出すまではなかなかハードルが高いように感じてしまいますよね。
しかし、実はそこまで難しいものでもなく、コツを掴めば誰でも簡単に扱えるようになります。
モルタルがあるとDIYの幅がかなり広がるため、より様々な庭を実現できるようになるはずです。
そこで今回は、モルタルの基礎的な知識や使い方をご紹介します。
モルタルは今まで避けてきた…という方もぜひご覧ください。
目次
□モルタルはコンクリートとは違う
庭のDIYには様々な種類がありますが、その中でも代表的な材料の1つにモルタルがあります。
モルタルは、セメント・砂・水を混ぜ合わせたペースト状の素材です。
タイルやレンガを組み立てたり敷き詰めたりする際に活用することが多く、丈夫な仕上がりになるためDIYの幅が広がります。
最近では室内の床部分に用いることもあり、室内外問わず様々な場所で活用されているのが特徴的です。
シンプルでありながらモダンな雰囲気を演出できるため、レンガやタイルを使わず単体で活用することもあります。
よく似たものにコンクリートがありますが、両者は全くの別物です。
材料は、モルタルにさらに砂利を加えたものがコンクリートとなります。
モルタルよりもコンクリートの方が強度があり、住宅の建築材料として使用されることもあるほどです。
花壇やブロック塀など、庭のDIYで使用する程度であればモルタルは適任ですが、より強度が欲しい部分にはコンクリートを活用するようにしましょう。
□DIYでモルタルを使う時に必要な道具
DIYでモルタルを使う時に必要な道具は6つです。
順を追ってご紹介いたします。
1.インスタントセメント
セメントと砂があらかじめ配合された資材で、ここに規定量の水を加えることで簡単にモルタルが出来上がります。
セメントと砂を別々に用意して配合するのも良いですが、モルタルを初めて扱う方にはこちらの資材の活用がおすすめです。
ホームセンターで購入できます。
2.プラ船
プラ船とは、樹脂製の大きな入れ物のことです。
他にもトロ船・プラ箱・トロ箱・タフブネなど様々な呼び方があるようですが、つまりはモルタルを配合するための入れ物ということです。
モルタルは重量があり、かなり力強く混ぜ合わせる必要があるため、容器にも傷がつきます。
何か他のもので代用しても構いませんが、高い耐久性と傷がついても良いものでなければなりません。
その点プラ船であれば安価で丈夫なため、用意しておいて損はないでしょう。
3.左官ごて
モルタルを練ったり、盛ったりするための道具を左官ごてと呼びます。
他に代用は可能ですが、あると必ず重宝する便利な代物です。
左官ごてといっても様々な種類がありますが、最初は基本的な形のもの1つを用意するだけで構いません。
不便を感じるようであれば他の形状のものを試してみると良いでしょう。
4.左官スポンジ
レンガやタイルの目地部分にモルタルを敷き詰めることがありますが、その際にどうしてもモルタルがはみ出してしまうことがあります。
そのような時に活用するのが、左官スポンジです。
モルタルが固まる前にこの左官スポンジで拭き取れば、非常に綺麗な仕上がりになります。
台所用の柔らかいスポンジでも代用は可能ですが、少しサイズが足りないので、左官スポンジを用意するのがおすすめです。
5.ゴム手袋
モルタルはアルカリ性で、直接肌に触れると荒れてしまうことがあります。
キッチン用の安価なものでも構いませんので、手をしっかり保護しましょう。
6.はかり
はかりは、最初にインスタントセメントと水を混ぜ合わせる際に必要です。
慣れてきたら目分量でも構いませんが、初めのうちは失敗しないためにもしっかり測って混ぜ合わせることをおすすめします。
なお、はかりの耐荷重は20kg程度必要です。
□モルタルを庭にDIYする方法
*モルタルをつくる方法
まずはインスタントセメントと水をプラ船でよく混ぜ合わせましょう。
もしインスタントセメントを使わず、セメントと砂を別々に用意した場合は、水を入れる前によく混ぜ合わせておくことが大切です。
水を入れる際は、一気に大量の水を入れないように注意してください。
様子を見ながら少しずつ追加しましょう。
最初はバサバサで混ぜにくいですが、ある程度水を追加すればなめらかに仕上がります。
これでモルタルは完成です。
タイルやレンガの目地に使ったり、花壇を組み立てたりする際に活用してください。
*道具の洗浄方法
モルタルを混ぜ合わせたり、敷き詰めたりする際に使用した道具は、すぐに洗浄しましょう。
モルタルが固まってしまったら、その道具はもう使えなくなってしまいます。
プラ船の中に水を張り、その中で道具の汚れを落とします。
水道口で直接洗うと排水溝の詰まりの原因になってしまうので、絶対に避けてください。
綺麗に汚れを落とせたら水気をとって乾かしましょう。
プラ船の中に残った洗浄水は、庭に穴を掘ってその中に捨てるのがおすすめです。
そのまま流してしまうと、残ったモルタルが固まってしまうため扱いに注意が必要です。
なるべく少ない水で道具を洗浄できるようにしましょう。
*モルタルが余った時の対処法
基本的に、モルタルは使い切れる量を準備することが大切です。
はじめから少なめに用意して、順次追加していくようにしましょう。
それでもモルタルを使いきれずに余ってしまった場合は、牛乳パックにつめて乾燥させ、レンガや石のように使うのがおすすめです。
□まとめ
今回は、モルタルの基本的な知識や使い方をご紹介しました。
意外にも簡単に作れますが、使った後の処理に少し難しい部分があります。
庭のDIYでモルタルを使う際は、必ず汚れても良い服を着用し、過不足なく準備してから始めましょう。
約8400m2ある石置場には、様々な色•大きさ•形の石を全国から集めて、展示しています。
DIYで庭作りされる素人のお客さん•庭師•工務店•外構屋•インテリア•店舗•花屋•設計事務所等のお客さんが、石を使ったおしゃれな庭を作られています。
#揖斐川庭石センター
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