庭石には置き方がある?ロックガーデンを検討している方必見!
新しいお家には庭を取り入れたい、リフォームを行うにあたって、庭も一緒に作り直したいと考えている方もいるでしょう。
もしくは、庭のリフォームといっても全体的なリフォームではなく、石を動かしたい程度の方もいるかもしれません。
そこで今回は、庭石の置き方から動かし方までをメインに、おすすめの石や庭のデザインの種類についても加えて解説します。
これから庭づくりやリフォームを始めようと考えている方は、ぜひご覧ください。
□3つの手順で庭石を置く流れを知ろう!
1.全体の完成イメージを考える
家の庭に庭石を設置しようと考えている方は、まず庭石を置いた後の庭全体のイメージを考えておきましょう。
特に、作りたいと考えている庭のタイプが日本庭園かつ石組みを考えている方は、事前に全体像をイメージしておかないと、実際に組む時に悩んでしまうことに繋がります。
後々のことも踏まえると、庭の全体の完成イメージを考えることは大切なため、どのような庭を作りたいかしっかりとイメージしておくことが大切です。
2.庭石の特徴を活かす置き方を考える
一重に庭石といっても、その形や大きさは様々で、特徴も一つ一つ異なります。
それぞれの特徴を活かしつつ、サイズや形を理解して配置を考えていくことが大切です。
3.庭石を設置する
完成後の庭全体のイメージと、庭石の特徴を踏まえた置き方の両方が準備できたら、実際に庭石を置く作業に入ります。
実際に設置していく際は、一つ前の段階と同じように庭石の特徴を踏まえながら、作りたい庭のイメージに近づくように配置していくことが大切です。
□庭石はどうやって動かす?大きさ別に解説します
庭石を設置してから再度、場所を移動させたいこともあるでしょう。
ここでは、専門会社に頼まずに行える庭石の動かし方について解説します。
小さい庭石は、50cmのバールを一本使って動かせます。
バールを使用して可能な移動は、てこの原理を利用してずらせる程度のため、大きな移動を行うよりも微調整に向いている方法です。
大きな庭石は、三脚とチェーンブロックを利用して動かします。
この際、必要とされる道具は、かなてこ・ワイヤー・単管パイプ・自在クランプ・鎖・チェーンブロックの6つです。
流れを説明します。
まず、1メートルの「かなてこ」を使用して石を浮かせ、下からワイヤーを通します。
次に、単管パイプ2本を繋ぎ、そこに自在クランプを取り付けます。
その後、3本目の単管パイプを繋ぎ、三脚として起こします。
その際、単管パイプの交点が石の真上に来るように調整しましょう。
単管パイプの交点に鎖をつけ、チェーンブロックで吊り上げれば、石が地面から離れるでしょう。
少し石が持ち上がったら、一度角材を敷いて下ろし、次の場所で据え付けたい形に調整します。
この際、三脚の脚は固定し、吊った石の下には入らないようにしましょう。
その後、石の地面に接する部分の形に合わせて土を掘った後に、石を下ろして移動は完了です。
大きな石を三脚とチェーンブロックを使用して移動させるこの方法ですが、やはり大きな移動に向いている方法ではありません。
もちろん石を吊り上げた際にリアカーに乗せれば移動は可能ですが、危険度を考えると大きな移動を考えている場合は、専門家に頼むのがベストです。
□庭石を動かす際の注意点3つ
1.近隣への配慮
庭石の移動・設置を会社に依頼する場合、作業には重機やクレーンを使用することが多いです。
重機やクレーンを使用するとなれば、騒音について配慮する必要があります。
そのため、作業を依頼する際は、事前に近隣の住民の方へ作業を行うことや、重機・クレーンが入ることを説明しておくことが大切です。
2.具体的な指示出し
大きな庭石の移動は、専門会社に依頼して動かしてもらうことになるでしょう。
しかし、会社の人は庭石の移動は行いますが、庭の全体像をデザインするわけではありません。
庭石は、置き方によって見え方が異なります。
実際にデザインを行うのは自分自身であることを意識した上で、具体的な支持を出すようにしましょう。
3.ライフプラン
移動の作業が大がかりな庭石は、引っ越しの頻度が高い方にはおすすめできません。
移動だけでなく、処分の面でも大きな手間やコストが発生するからです。
また、庭石は植物と一緒で手入れが必要です。
日常的な管理が難しいのであれば、庭石の設置は行わない方が良いでしょう。
庭石の設置を考えている方は、どこまでの時間とお金を出せるかの面について、自身のライフプランと相談した上で設置することが大切です。
□何から選べば良い?庭石の種類について
ここでは、庭づくりの際によく使われる石の種類をご紹介します。
・玉石
直径15~30cmの川床から採取された天然石です。
角がなく丸みを帯びている見た目が特徴で、石の乾いている状態によって色が異なることから、色の変化を楽しめる石といえるでしょう。
色の種類は、白・黒・グレー・青などがあり、重厚感や高級感を演出したい方におすすめです。
・ごろた石
花壇や縁石の一部として、アクセントを付ける際に使用されるのが、ごろた石です。
大きさは、直径5~15cm程で、和風のものから大理石を砕いた洋風のものまで多くの種類があります。
用途に応じて使い分けることで、雰囲気の差を感じられる石です。
・栗石
栗石は、ごろた石より小さく、砂利より大きい石と説明するとわかりやすいでしょう。
主に、塀や垣などの建築資材と共に使用されます。
コンクリートのような無機質な素材とも相性が良いことから、近年人気のある石の種類の一つです。
・砂利
敷き詰める形で使われることの多い砂利は、粒径1~5cm程の小さな石です。
他の石と比べて、価格が比較的安価であることから、庭づくりに欠かせないアイテムの1つだといえるでしょう。
白玉砂利やサビ砂利は、明るい色で洋風の家に合うことから、色々な場で使用され非常に人気です。
華やかさと落ち着きの両方が欲しい方は、白・グレー・茶などの石が混ざっている五色砂利を使用すると良いでしょう。
・砂
砂は、岩石が自然作用を受けて細かくなったもので、一重に砂といってもその大きさと用途はそれぞれです。
細砂は、コンクリート・ブロックタイル・芝生の目地を埋める際に使用されます。
細砂よりも粒の大きさが粗い粗砂は、セメントと混ぜ合わせて、モルタルとして使われます。
□庭全体のデザインはどうする?種類を解説します
ここでは、日本のお家で取り入れられることの多い庭のスタイルを3つ紹介します。
どのようなデザインにするか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
*和風ロックガーデン
和風のお家には、和風の庭が最適です。
自然石を並べたり、灯籠や水鉢を設置したりすると、アクセントとして風情が出ます。
また、大きな石の間には砂利を敷き詰めたり、草や高木・低木などの植栽を選んで配置したりするのも良いでしょう。
*和モダンロックガーデン
「和風のお家には和風の庭を」とはいっても、やはり手入れが大変です。
そんな、庭がほしいけど手入れは少なく済ませたい方は、和モダンのロックガーデンを取り入れると良いでしょう。
ポイントは、草が生えないようなデザインにすることです。
雑木風の植栽・大小様々な大きさの石や岩にライトやフェンスを組み合わせて作ります。
*洋風ロックガーデン
ロックガーデンは、その起源が高山植物園やドライガーデンにあるといわれていることから、高山植物や乾燥系の植物のイメージが強いです。
ただ、川や池などの水とも相性が良いことから、その系統は多岐にわたります。
細かい概念に囚われることなく、植物や生物の生息に適している環境を作ることを考えて庭づくりを行ってみましょう。
□まとめ
今回は、庭づくりを考えている方・リフォームを考えている方を対象に、庭石の置き方や動かし方をメインにご紹介しました。
庭石を動かす作業は、自力でも行えますが、危険度を考えると専門会社に依頼する方が良いでしょう。
ただし、専門会社に依頼して庭石を動かす場合は重機やクレーンの出入りがあることから、近隣の住宅への配慮が必要不可欠です。
作業後の良好な関係のためにも、事前に説明を行い、了承を得た上で作業に入ることをおすすめします。
約8400m2ある石置場には、様々な色•大きさ•形の石を全国から集めて、展示しています。
DIYで庭作りされる素人のお客さん•庭師•工務店•外構屋•インテリア•店舗•花屋•設計事務所等のお客さんが、石を使ったおしゃれな庭を作られています。
#揖斐川庭石センター
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