洋風のお庭に欠かせない!庭にレンガ道をDIYする方法は?
まるで海外のような、童話のような世界観をつくりだす庭のレンガ道。
憧れを抱いている方は決して少なくありません。
プロに頼めば高くついてしまうレンガ道でも、DIYであれば安価に実現することが可能です。
今回は、庭にレンガ道をDIYする方法をご紹介します。
ポイントやデザイン案も併せてご確認ください。
目次
□庭にレンガ道をDIYする際のポイント
レンガ道は庭をおしゃれにするだけでなく、使い勝手も良くしてくれます。
レンガ道があることで、庭の中を移動しやすくなるのです。
しかし、そのためにはレンガ道を設ける前の場所選びが非常に大切になってきます。
例えば、常時ぬかるんでいたり、凹凸が激しくなっていたりする地面では、レンガ道をDIYしても到底見た目も使い勝手も良くありません。
平らで水はけの良い地面を選びましょう。
また、レンガ道が周囲から少しでも浮いていると、段差ができて歩きにくくなってしまいます。
DIYの際は、周囲の地面と同じ高さになるように、レンガや基礎となる敷き砂の厚みをしっかりと計測しなければなりません。
穴を掘ってレンガを埋め込む場合は、特に高さに注意しておきましょう。
□レンガ道DIYのいろいろデザイン案
ひと口にレンガ道といっても、様々なデザインがありますよね。
少し並べ方を変えるだけで、ナチュラルな雰囲気からモダンな雰囲気まで、様々なテイストを楽しめます。
ここではデザインの演出方法をご紹介しますので、ご自宅に取り入れたい物を見つけてみてください。
・不揃いに並べる
縦にしたり横にしたり、ランダムに配置することでナチュラルな雰囲気を演出できます。
DIY初心者の方であってもそこまで緻密な作業が求められないので、多少失敗してもわかりにくいのが嬉しいポイントです。
目地部分を広めにとると、レンガの数を節約することもできますよ。
淡い色合いのレンガや小さめのレンガだとより雰囲気にピッタリな仕上がりになります。
・半分ずつずらす
長方形のレンガであれば、列ごとに半分ずつずらしていくと洋風のおしゃれな雰囲気になります。
ちょっとしたカーブも描けるので、小回りさせたい時でもやりやすいデザインです。
パリの石畳の道もこのようなレンガを半分ずつずらしたデザインなので、完成のイメージが湧きやすいですね。
同じ色合いのレンガでも良いですが、似た色合いを3色から4色ほどランダムに織り交ぜると飽きのこないデザインになります。
・砂利と合わせる
日が入らないような暗めの場所であれば、レンガ道で明るい雰囲気にしてしまいましょう。
淡いグレーのレンガに黄色い砂利を合わせると、パッと華やかな印象に様変わりします。
砂利だけでは歩きにくくても、レンガと組み合わせることで歩きやすくなり、デザインのアクセントにもなるためおすすめです。
・飛び石のように配置
地面に飛び石のようにレンガを配置すると、動きのあるレンガ道に仕上がります。
植物が少ない空間でも寂しくならず、DIY初心者の方でも挑戦しやすいデザインです。
レンガの数の節約にもつながるので、あまり費用をかけたくない場合にもおすすめです。
□庭にレンガ道をDIYする手順
1.レンガ道の完成イメージをする
どのようなレンガ道をDIYしたいのか、まずは完成のイメージを明確にしましょう。
デザインを調べる際に、雑誌やネットで実物の写真を見ながら考えるとイメージが湧きやすくなります。
2.レンガの厚み+5cm掘り下げる
記事前半のDIYのポイントでご紹介したように、レンガのDIYでは地面と高さを合わせることが重要です。
目安の深さとしては、レンガの厚み+5cm。
意外と体力がいる作業なので、ご家族と一緒に行うことをおすすめします。
3.砕石を敷き詰める
砕石は、レンガ道の基盤として欠かせない資材です。
1番下に砕石を敷き詰めることで、レンガが土に埋まるのを防ぎ、安定しやすくなります。
砕石は地面から3cm程度が目安。
敷き詰められたら、足で踏んでしっかり固定しましょう。
4.砂を敷く
砕石の上に砂を2cm程度敷き詰めます。
ここでしっかりと地面と水平になるように調節しておくのがポイントです。
水平器があるとなお良いですね。
5.レンガを並べる
考えていたデザイン案に従って、レンガを並べましょう。
ハンマーで軽く叩きながら並べていくと、グラグラするのを防ぐことができます。
6.目地を埋める
モルタル・固まる砂・目地砂などのいずれかを使って、レンガとレンガの間である目地を埋めます。
DIY初心者の方におすすめなのは固まる砂や目地砂ですが、雨で砂が流れてしまうことがあるため、定期的に砂の追加が必要です。
それぞれ一長一短あるので、お好きな方法でDIYしましょう。
7.固まったら完成
目地部分が固まったら、レンガ道の完成です。
雑草の抜き取りや定期的なメンテナンスは必要ですが、DIYであっても大きな手直しが必要な場合はほとんどありません。
少し失敗してしまった部分もDIYの味として楽しんでくださいね。
□まとめ
今回は、庭にレンガ道をDIYする方法をご紹介しました。
レンガ道があるだけでお庭の雰囲気はガラッと変わります。
足場ができて移動もしやすくなるため、ぜひDIYで楽しみながら作ってみてください。
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