自分好みの庭を作りたい! ロックガーデンの作り方とそれにおける植物の選び方とは
あなたは庭と言われると何を思い浮かべますか?
花や木がたくさん植えてある緑あふれる空間でしょうか。
そんな植物が主役ではなく脇役で石がメインのロックガーデンを知っていますか?
最近注目されつつある庭の種類の一つです。
「なんだか難しそうだなあ」と思ったかもしれません。
そこで今回は、ロックガーデンについてやその作り方をご紹介します。
□ロックガーデンとは
ロックガーデンという言葉からどんな庭を想像しましたか?
石がゴツゴツ出ていて灰色が多い少し無機質な雰囲気の庭でしょうか。
ロックガーデンは傾斜地に石を置いてその間に植物を植えた、自然の山を再現した庭のことです。
山道のイメージを持つと掴みやすいと思います。
通常植物を庭で育てるときはなるべく日当たりのよい場所を用意しますが、ロックガーデンでは日当たりが悪い所でもその場所に適した植物を置くことで庭を造ることができます。
そのため、「庭のスペースはあるけど日当たりが悪くて花は植えれない…」という方にもおすすめです。
□ロックガーデンの作り方
*石を決める
ロックガーデンに使う石は特に定められていません。
お店で購入してきたものでも、河原で拾ってきたものでも大丈夫です。
なるべく丸くなくて不揃いな石を使用するとロックガーデンのコンセプトでもある自然の山を演出することができます。
様々な形や色の石があるのであなたの好みに合ったものを選びましょう。
*植物を決める
高山植物や山野草を植えるイメージが強いですが、石の時と同じようにあまりその形に囚われる必要はありません。
庭の環境にあった植物を植えるようにしましょう。
おすすめとしては、高い所に多肉植物やハーブ類、中間部分には球根の植物や草花、低い所には山野草やシダ類を植えると上手くいきやすいです。
またクッション状に広がる植物も活用すると見栄えが良くなります。
このとき注意が必要なのが植物の高さです。
ロックガーデンで土に砂を多く使用することが多く、砂は重さが軽いため、背丈が高かったり大きい植物だと根本が不安定になりやすくなります。
よって狭い場所に植えるときはなるべく小さいものを選ぶと良いでしょう。
*水はけのよい土に
ロックガーデンで最も重要なことは水はけの良さといっても過言ではありません。
よって粘土質のものは避けて腐葉土や砂、赤玉土を組み合わせたりしてなるべく水はけがよく、植える植物に適したものになるようにしましょう。
*配置
あとはイメージを持って配置します。
石と石の隙間に植物を植え込んでいきましょう。
□まとめ
「よくある庭に飽きてしまった」
「新しい庭の形に挑戦してみたい」
「今まで環境面で庭に植物を植えることができなかった」
そんなあなたも今日から庭づくりで新しい環境を作ってみませんか?
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