ロックガーデンにおすすめな石や植物にはどんなものがある?
ロックガーデンといえば、石が多くごつごつしているかっこいい庭です。
無骨さ、自然らしい雑さが魅力になる庭でもあり、多少手入れをしない程度であればその自然な変化も立派な味として楽しめます。
しかし、実際にロックガーデンを作ろうと思っても色やサイズ、形もさまざまな石を前に材料選びで悩んでしまう方も多いです。
ロックガーデンに使われる石にはどんなものが多いのか、色別にいくつか見てみましょう。
最後にはそれらの石と合わせやすい植物についても見ていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
□ロックガーデンの作り方
ロックガーデンはどう作るのでしょうか。
まずは基本的な作り方から見ていきましょう。
*場所を決める
当然ですが、庭づくりは場所を決めなければなりません。
逆に言えば特定の場所だけで作れるメリットもありますが、場所によって日当たりや見栄えなどが変わってきます。
どんな庭を作りたいのか、イメージを持ちながら場所を決めましょう。
*植物を決める
場所を決めたら、次に植物を決めましょう。
水はけや日当たりといった条件を考えた上で、その場所に合う植物を選びます。
高さを変えたり多種多様な植物を植えたり、空間づくりを意識して植物を決めましょう。
*石を決める
ロックガーデンではすべすべで丸い可愛らしい石よりも、ごつごつとしていて形もバラバラな無骨な石が人気です。
軽石や石英岩、溶岩石あたりは見かけやすく、溶岩石のように通気性、排気性に優れていれば機能性も抜群。
全体的な雰囲気を考えて、大きさにもある程度差をつけると良いでしょう。
*石を組む
大きめの石を組むときは地面に埋めるつもりで組みましょう。
特に大きな石であれば石の半分以上を埋めてしまうのもありです。
綺麗に組むことを意識すると、人工的に作られた庭であることが一目瞭然になってしまい、ロックガーデンの魅力も半減します。
「なんとなく、適当に」を意識して組んでみるのも良いでしょう。
□ロックガーデンにおすすめの白い石
では、ロックガーデンで選ぶ石にはどんなものがあるでしょうか。
究極的には好みのため、直感で惹かれた石があればそれをメインに据えて構いません。
しかし、どんなものがいいかな、と探して決める場合はある程度の知識があるとぐっと選びやすくなります。
色別に、まずは白色からおすすめの石を見ていきましょう。
1.ホワイトロック
大理石をカットした白い石です。
晴れの日には太陽光が反射してキラキラと光る美しい石ですが、カットしているため使い方によっては無骨にも見えます。
洋風の庭に合いやすいです。
ピュアホワイトロック(100-200mm)|庭ガーデニングの粋でおしゃれな石の専門店・揖斐川庭石センター
白さが際立つ石です。純白に近い色合いです。石の一部赤錆色がついています。
2.白砕石
白い天然石灰岩を使った石です。
天然由来のためコストが低く、サイズも豊富にあります。
名前には白がついていますが実際の色は明るめの灰色で、極めて使い勝手の良い色といえるでしょう。
どんな庭にも合う石です。
揖斐青白割栗石(50-150mm)|庭ガーデニングの粋でおしゃれな石の専門店・揖斐川庭石センター
庭に爽やかな美しさをもたらすー揖斐青白割栗石 淡い青色と独特のテクスチャが庭を華やかに彩ります。雨に濡れるとさらに際立つ輝きを放ちます。和風庭園からモダンな外構まで、どんなデザインにも調和し、庭に自然の美しさと風情を加えます
3.琉球石灰岩
沖縄の住宅でよく見かける岩石です。
沖縄以外ではあまり見たり聞いたりしないかもしれません。
石灰岩に時間をかけて珊瑚礁や貝殻などが積み重なることでできあがります。
オンリーワンの見た目をしているため、見ていて楽しい石とも言えるでしょう。
保湿性、通気性などに優れているメリットもあります。
琉球ロック(100-250mm)<価格,サイズ,色>|庭ガーデニングの粋でおしゃれな石の専門店・揖斐川庭石センター
沖縄県で採取される、サンゴや貝殻などが堆積してできた多孔質の石です。 沖縄では、古くから石畳みや石積みとして使われていて、沖縄の景観としてイメージされる方が多いと思います。 リゾート感を出すのにはもってこいの素材です。 水垢などで表面が黒ずむとがありますが、高圧洗浄機で洗えば落ちます。
□ロックガーデンにおすすめの黒い石
続いて黒い石です。
白い石に比べれはイメージが湧きにくいかもしれませんが、黒い石は白い石とは異なり落ち着いた雰囲気の庭を作れます。
また、植物によっては白い色より黒い色の方が映えるでしょう。
1.溶岩石
火山が噴火したことでできた溶岩石です。
ごつごたした形よりも岩肌にある気泡が特徴的。
保湿性に優れるため植物を植えやすく、積み上げやすい特徴もあるため植物を植える縁に使うのにも向いています。
価格はさほど高くなくサイズのバリエーションも豊富なため、使いやすい石のひとつと言えるでしょう。
浅間石(100-200mm)<価格,サイズ,色>|庭ガーデニングの粋でおしゃれな石の専門店・揖斐川庭石センター
浅間山付近で採れる、火山岩の石です。色は、濃い黒(写真では、砂ホコリがついているところもあります)で、形状も、特に大きい方は、水彫れのような凹みが多く見られ、見ていても面白いです。そして、最大の特徴は、とにかく「軽い」。 …
2.ブラックロック
黒く砕かれた石です。
落ち着いた雰囲気を持っているため、和風、モダン、また高級感のある庭など様々な場面に向いています。
水に濡れて輝く石は色合いも若干変わるため、その二面性を求めて庭に使うのも良いでしょう。
ブラックロック 100-200mm|庭ガーデニングの粋でおしゃれな石の専門店(ECサイト)・揖斐川庭石センター
国内で黒色の石がほとんどない中で産出される、硬い石です。表面にはガタガタした凸凹があり、ワイルドな感じが漂います。なので、特にモダンでシャープな外観の建物によく合うのが特徴です。 また、所々にサビで茶色く変色した部分が存在するのも、独特で魅力的な要素となっています。
3.揖斐青黒割栗石
岐阜で採取されている石で、長年、黒グレーの色が安定して採取されいる、定番中の定番の石になりました。庭石やロックガーデンなどのガーデニング用途に人気があります。
揖斐青黒割栗石(50-100mm)<価格,サイズ,色>|庭ガーデニングの粋でおしゃれな石の専門店・揖斐川庭石センター
庭に青黒い輝きをー揖斐青黒割栗石 その深い青黒色とゴツゴツした形状が庭を一変させます。雨に濡れると美しく輝きは、モダンな雰囲気を出すのにいいかもしれません。見切りや花壇、縁取り、敷き詰めに最適です。ドライガーデンやロックガーデンにも適しており、和風庭園からモダンな外構まで幅広く対応。
□そのほかにおすすめの色
白い石と黒い石のモノトーン色は庭としても取り入れやすく、石というベースになる色としてはやはり使い勝手の良い色です。
しかし、ほかにも庭に使えるような色は多くあります。
白色、黒色以外の石についてもいくつか見てみましょう。
1.ベージュロック
名前の通り、ベージュ色の岩石です。
サボテンを始めとした砂漠を連想させる植物と相性が良く、植物によっても雰囲気が変わります。
乾いた雰囲気の庭を作りたい場合に向いています。
一方、庭に少しだけ取り入れることでアクセントにすることもできます。
イエローホワイトロック(150-250mm)|庭ガーデニングの粋でおしゃれな石の専門店・揖斐川庭石センター
白色と黄色が混ざった石になります。それぞれの色の良さである、明るくて清潔感、陽気な感じが雰囲気で出ています。
2.青砕石
青とはつくものの、実際には青色だけではなく緑色っぽい石も含みます。
黒ほど重くないものの暗めの色は落ち着いた雰囲気を持っており、どんな庭とも相性が良いです。
雨で濡れることによって色が変わるため、その変化は二度楽しめる面白さがあります。
グリーンロック 50-150mm|庭ガーデニングの粋でおしゃれな石の専門店・揖斐川庭石センター
輝緑岩と呼ばれる石で、緑色をしているのが特徴です。心理的にリラックさせる効果のある色合いなので、落ち着いた雰囲気になるのではないでしょうか。【サイズ】50-150mm
□ロックガーデンにおすすめの植物
ロックガーデンの植物は石と石の間に植えます。
そのため、ロックガーデンは乾燥していても元気を保てる植物と相性が良いです。
具体的にどんな植物が向いているのか、いくつか見ていきましょう。
1.多肉植物
水分を含んで肉のようになった葉を持っている植物です。
生命力が高いため育てやすく、フォルムが丸々としていて可愛らしいため初心者からの人気も高いです。
海岸や砂漠のようなあまり水の得られない地域に育つものが多いため、乾燥に強くロックガーデンに向いている植物です。
育てやすいと同時に増やしやすい植物でもあるため、まずは1つ植えてみて、気に入ったら増やすことも簡単というメリットもあります。
2.高山植物
高山地帯に育つ植物を指します。
一見して豊富な水源の中で生きていそうな高山植物ですが、実際には厳しい環境の中で花を咲かせる強い植物が多くあります。
あまり大輪の花を咲かせる種類はないため、ロックガーデンの中で咲いていても主張しすぎず彩りに向いています。
3.ハーブ
ガーデニング全般で人気なハーブです。
あまり主張が強くなく年中緑を添えてくれるハーブはロックガーデンとも相性がよく、収穫後には食用にもできるため実用性も高いです。
□まとめ
これらの石や植物はどれもひとつひとつではあまり目立たず主張の弱い材料ですが、実際にひとつの庭にこれらをあてはめて庭を作ってみるととても格好よく目立つ庭になります。
石がメインという一風変わった庭であるロックガーデンは決して主張の弱い庭にはなりません。
強く美しく、自然そのままにある岩石や植物をひとつの空間で合わせ作り上げれば、そこには作った方の好みや独特の雰囲気が反映された存在感の強い庭になります。
ロックガーデンの強みは、同じ材料で作ってもどんな住宅かによって雰囲気ががらりと変わり、同じ住宅でも作り手によって全く違う魅力が見え、作り手まで同じだとしても天候や時期によって常に表情を変え続ける唯一無二さであると言えるでしょう。
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