庭石の処分方法|費用を抑えて処分する方法を徹底解説
庭石の処分に困っていませんか? 思い入れのある庭石だからこそ、適切な方法で処分したいですよね。
この記事では、庭石の処分方法を費用相場や注意点と共に徹底解説します。庭石の種類、自治体ごとの処分ルール、そして費用を抑えて処分するための6つの具体的な方法を詳しくご紹介します。
その6つとは、
- 自分で細かく割る方法
- 無料での引き取り
- 業者への依頼
- 庭への埋め立て
- インターネットでの引き取り手探し
- リサイクル業者への依頼
それぞれのメリット・デメリット、費用相場を比較検討できます。
また、処分にかかる費用の内訳や、不法投棄の禁止など、処分する上での注意点も網羅。処分だけでなく、ガーデニングやDIYなど、庭石の再利用方法についても触れているので、新たな活用アイデアを見つけることができるでしょう。
この記事を読めば、あなたの庭石に最適な処分方法を見つけ、スムーズかつ適切に処分を進めることができます。
1. 庭石を処分する際の基本知識
庭石の処分は、その大きさや重さ、種類、そして自治体のルールによって適切な方法が異なります。不用意な処分は思わぬトラブルにつながる可能性もあるため、事前に種類や処分ルールを把握しておくことが重要です。
1.1 庭石の種類と自治体の処分ルール
庭石の処分方法を検討する前に、まず庭石の種類と自治体の処分ルールを確認しましょう。庭石の種類によって適切な処分方法が異なり、自治体のルールに従わない処分は違法となる可能性があります。
1.1.1 庭石の種類
庭石は、大きく分けて自然石と人工石の2種類に分類されます。
自然石は、天然の岩石をそのまま、あるいは加工して用いた石材で、景石や飛石、石積みなどに利用されます。代表的な種類として、御影石、砂岩、安山岩、石灰岩などがあります。
一方、人工石は、セメントやコンクリートなどを用いて製造された石材で、インターロッキングブロックや擬石などが挙げられます。自然石と人工石では硬度や重量が異なるため、処分方法も変わってきます。
1.1.2 自治体の処分ルール
庭石の処分は、自治体によってルールが定められています。多くの自治体では、庭石を一般家庭ごみとして回収していません。庭石を処分するには、自治体が指定する処理施設に持ち込むか、許可を受けた産業廃棄物処理業者に依頼する必要があります。
各自治体のホームページで庭石の処分方法を確認するか、電話で問い合わせてみましょう。可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみなど、他のごみと間違えて庭石を出さないように注意してください。ルールを守らないと、回収を拒否されたり、最悪の場合、罰則が科される可能性があります。
また、自治体によっては、大きさや重量に制限がある場合があります。
項目 | 内容 |
---|---|
処分方法の確認 | 自治体のホームページ、電話、窓口などで確認 |
分別方法 | 指定された分別方法に従う |
大きさ・重量制限 | 自治体によって異なるため、事前に確認 |
持ち込み場所 | 自治体が指定する処理施設 |
処理費用 | 自治体によって異なるため、事前に確認 |
業者委託 | 許可を受けた産業廃棄物処理業者に依頼 |
処理費用は、庭石の重量や種類、自治体によって異なります。 持ち込みの場合、計量の上で費用が決定されます。業者に依頼する場合は、見積もりを取って費用を確認しましょう。また、不法投棄は法律で禁止されており、罰金や懲役刑が科せられる可能性があります。
ちなみに岐阜では、大垣市が石くずとして受け入れられているようです。
2. 庭石処分にかかる費用相場
庭石の処分費用は、その大きさ、種類、搬出状況、処分方法によって大きく変動します。複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが重要です。
2.1 処分方法別の費用相場
2.1.1 自分で細かく割る場合
処分費用自体は発生しませんが、石を割るための道具の購入費用やレンタル費用、処分場への運搬費用がかかります。
ハンマーや電動ハンマーのレンタル費用は1日あたり数千円程度、処分場への運搬費用は軽トラック1台あたり1万円~2万円程度が相場です。また、作業中の怪我のリスクも考慮する必要があります。
2.1.2 無料で引き取ってもらう場合
引き取り手を探す手間や、運搬費用が発生する可能性があります。 引き取り手が見つかった場合でも、庭石の積み込みや運搬を手伝う必要があるかもしれません。
2.1.3 業者に依頼する場合
庭石の大きさや重さ、作業の難易度によって費用は変動しますが、一般的な庭石(50kg~100kg程度)1個あたりの処分費用は1万円~3万円程度が相場です。 クレーン車などの重機が必要な場合は、追加費用が発生します。
2.1.4 庭に埋める場合
費用は発生しませんが、庭石を埋めるための穴掘り作業や、庭石が埋まっていることによる将来的な土地売却時のトラブルリスクを考慮する必要があります。 また、埋めた場所に植物を植えると、根が張りにくくなる可能性があります。
2.1.5 インターネットで引き取り手を探す場合
費用は発生しない場合が多いですが、引き取り手を探す手間、連絡や交渉の手間、運搬の手配と費用負担、個人間のトラブルリスクなどを考慮する必要があります。
2.1.6 リサイクル業者に依頼する場合
庭石の種類によっては、リサイクル業者に引き取ってもらえる場合があります。費用は業者や庭石の種類によって異なりますが、無料の場合もあれば、処分費用が発生する場合もあります。
2.2 費用の内訳
業者に庭石の処分を依頼する場合、費用は以下の項目から構成されます。
項目 | 内容 | 費用相場 |
---|---|---|
人件費 | 作業員の人数と作業時間によって費用が変動します。 | 2万円~3万円/人日 |
重機使用料 | クレーン車やユンボなどの重機を使用する場合、別途費用が発生します。 | 3万円~5万円/日 |
運搬費 | 庭石を処分場まで運搬するための費用です。距離やトラックのサイズによって費用が変動します。 | 2万円~3万円 |
処分費 | 処分場への搬入費用です。庭石の重量によって費用が変動します。 | 30円~60円/kg |
その他諸経費 | 燃料費、高速道路料金、作業許可申請費用など、状況に応じて発生する費用です。 | 数千円~数万円 |
上記はあくまで相場であり、実際の費用は業者や状況によって異なります。必ず複数の業者から見積もりを取り、詳細な内訳を確認しましょう。
また、見積もり時に追加費用の有無や、発生条件などを明確に確認することも重要です。曖昧な表現や不明瞭な点があれば、納得いくまで業者に質問しましょう。
3. 庭石を処分する際の注意点
庭石の処分は、不用品回収とは異なり、大きさや重さ、設置場所などによって適切な処理方法が異なります。安全かつ合法的に処分するために、以下の点に注意しましょう。
3.1 不法投棄の禁止
庭石を山林、河川、道路脇などに勝手に投棄することは絶対にやめましょう。これは「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)」で禁止されている不法投棄に該当し、罰則の対象となります。
個人であれば5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、法人の場合は3億円以下の罰金が科せられます。
3.2 近隣住民への配慮
庭石の処分作業は、騒音や振動を伴う場合があります。特に、重機を使用する場合や、石を割る作業を行う場合は、近隣住民への配慮が不可欠です。
作業前に近隣住民に挨拶し、作業時間や内容を説明することで、トラブルを未然に防ぐことができます。また、作業中は騒音や振動を最小限に抑えるよう努め、発生した廃材は速やかに片付けるなど、周囲の環境への影響を最小限にするよう心がけましょう。
3.3 安全対策
庭石の処分、特に石を割る作業は大変危険です。作業を行う際は、安全対策を徹底することが重要です。
3.3.1 作業時の服装
作業中は、ヘルメット、保護メガネ、安全靴、手袋などを着用し、身体を保護しましょう。長袖、長ズボンを着用し、肌の露出を避けましょう。また、粉塵を吸い込まないよう、防塵マスクを着用することも推奨されます。
3.3.2 道具の適切な使用
石を割る際に使用するハンマー、タガネ、電動工具などは、正しい使用方法を熟知した上で使用しましょう。不適切な使用は、事故や怪我につながる可能性があります。工具は定期的に点検し、破損している場合は使用を控えましょう。
3.3.3 周囲の確認
作業を開始する前には、周囲に人や障害物がないか確認しましょう。特に、石が飛散する可能性がある場合は、周囲に人がいないことを確認し、必要に応じて安全な区域を設けるなど、十分な安全措置を講じましょう。また、作業中はこまめな休憩を取り、疲労による集中力の低下を防ぎましょう。
3.3.4 専門業者への依頼
大きな庭石や、作業に不安がある場合は、無理せず専門の業者に依頼しましょう。業者に依頼することで、安全かつ効率的に庭石を処分することができます。また、処分に関する法律や手続きについても、業者に相談することで適切な対応が可能になります。
項目 | 注意点 |
---|---|
不法投棄 | 禁止行為であり、罰則の対象となります。 |
近隣住民への配慮 | 騒音、振動、粉塵などに注意し、作業時間や内容を事前に説明しましょう。 |
安全対策 | 保護具の着用、道具の適切な使用、周囲の確認を徹底し、安全な作業を心がけましょう。 |
専門業者への依頼 | 大きな庭石や作業に不安がある場合は、専門業者に依頼しましょう。 |
4. 庭石処分のおすすめ業者
庭石の処分を業者に依頼する場合、適切な業者選びが重要です。ここでは、庭石処分で実績のあるおすすめの業者を紹介します。
4.1 不用品回収業者
4.1.1 民間不用品回収業者
民間の不用品回収業者は、庭石の大きさや重さに関係なく回収してくれる場合が多いです。
また、庭石以外の不用品もまとめて回収してくれる業者もあるので、庭全体の整理を考えている場合にも便利です。費用は業者によって異なりますが、一般的に、石の量や作業の難易度によって変動します。複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することをおすすめします。中には、悪質な業者も存在するので、信頼できる業者を選ぶように注意しましょう。
以下の点は、信頼できる不用品回収業者を選ぶ際のポイントです。
- 明確な料金体系
- 適切な許可・資格の取得
- 口コミや評判
これらのポイントを参考に、信頼できる業者を選びましょう。また、契約前に見積もり内容をよく確認し、不明な点があれば質問するようにしましょう。
4.2 造園業者
庭のリフォームや改修を行う際に、庭石の処分も合わせて依頼することができます。
造園業者は、庭石の撤去や運搬、処分までを一貫して行うことができるため、手間がかかりません。また、庭石の再利用についても相談することができます。造園業者に依頼する場合は、庭石の処分費用だけでなく、庭のリフォーム費用も合わせて見積もりを取るようにしましょう。
4.3 解体業者
建物を解体する際に、庭石の処分も合わせて依頼することができます。
解体業者は、重機を使用して庭石を撤去することができるため、大きな庭石でも効率的に処分することができます。解体業者に依頼する場合は、建物の解体費用と庭石の処分費用を分けて見積もりを取るようにしましょう。
4.5 各業者の比較
業者 | メリット | デメリット | 費用相場 |
---|---|---|---|
民間不用品回収業者 | 大きさや重さに制限がない場合が多い 他の不用品もまとめて回収してくれる場合がある | 費用が高い場合がある 悪質な業者も存在する | 業者によって異なる |
造園業者 | 庭のリフォームと合わせて依頼できる 庭石の再利用についても相談できる | 費用が高い場合がある | 業者によって異なる |
解体業者 | 建物の解体と合わせて依頼できる 大きな庭石でも効率的に処分できる | 費用が高い場合がある | 業者によって異なる |
それぞれの業者にはメリット・デメリットがあります。ご自身の状況に合わせて最適な業者を選びましょう。複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することをおすすめします。
ただ、上記に挙げた通り、いろんな業者がいますが、一番に優先してもらいたいのが、
になります。当たり前ですが、距離が遠くなればなるほど、運搬費や移動時間、対応までの時間は増えていくのはわかりますよね。
5. 庭石の再利用方法
庭石の処分費用を抑える効果的な方法は、再利用することです。庭石を上手に再利用すれば、新たな景観を創造したり、実用的なアイテムを作成したりできます。ここでは、庭石の再利用方法をいくつかご紹介します。
5.1 ガーデニングへの活用
庭石は、ガーデニングで様々な用途に活用できます。庭石の自然な風合いは、庭に落ち着きと趣を与え、個性的な空間を演出します。
5.1.1 花壇の縁取り
大小様々な庭石を組み合わせて花壇の縁取りを作ると、花壇の形状を自由にデザインできます。花壇に高低差をつけることで、立体感のある美しい花壇を演出できます。
5.1.2 ロックガーデン
庭石を複数配置し、その隙間に高山植物や多肉植物などを植えるロックガーデンは、自然の風景を再現したような美しい景観を作り出せます。庭石の配置や植物の組み合わせによって、様々な雰囲気のロックガーデンを楽しめます。
5.1.3 飛石
平らな庭石を等間隔に配置することで、庭を歩くための飛び石として活用できます。飛び石は、庭のアクセントになるだけでなく、雨の日でも靴が汚れるのを防ぐ実用的な役割も果たします。
5.1.4 和風庭園の装飾
庭石は、和風庭園に欠かせない要素です。苔むした庭石や、水鉢の周りに配置された庭石は、侘び寂びの世界観を演出し、静かで落ち着いた空間を作り出します。
5.3 その他の活用方法
上記以外にも、庭石の活用方法は様々です。
活用方法 | 説明 |
---|---|
水槽のレイアウト | 水槽に庭石を配置することで、水草や魚の隠れ家を作ったり、自然に近い環境を再現したりできます。 |
鉢植えの底石 | 鉢植えの底に庭石を敷くことで、水はけを良くし、植物の根腐れを防ぐことができます。 |
インテリア小物 | ユニークな形や模様の庭石は、そのままインテリア小物として飾ることもできます。 |
サインストーン | 庭石に好きな文字や絵を描き、植物の名前やメッセージなどを記したサインストーンとして活用できます。 |
上記のように、庭石の再利用方法は多岐にわたります。処分に困っている庭石を、新たな価値を持つアイテムへと生まれ変わらせてみてはいかがでしょうか。想像力を働かせ、自分らしい庭石の活用方法を見つけてみてください。
6. まとめ
庭石の処分は、種類や量、自治体のルールによって適切な方法が異なります。
費用を抑えたい場合は、自分で細かく割って自治体指定のゴミ袋で処分する方法が最も安価ですが、大きな庭石や大量にある場合は現実的ではありません。
無料で引き取ってもらう方法もありますが、条件が合致する相手を見つけるのは容易ではありません。
業者に依頼する場合は、費用は高くなりますが、手間をかけずに確実に処分できます。庭に埋める方法は手軽ですが、将来的な土地活用に影響する可能性があるため注意が必要です。
インターネットで引き取り手を探す、リサイクル業者に依頼するなど、様々な方法を比較検討し、自身にとって最適な方法を選びましょう。
費用の面では、自分で処分するのが最も安く、業者に依頼するのが最も高くなります。
業者に依頼する場合、庭石の大きさや量、運搬距離などによって費用が変動します。複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。また、不法投棄は絶対に行わず、近隣住民への配慮や安全対策を怠らないようにしましょう。
処分だけでなく、再利用という選択肢も視野に入れ、ガーデニングやDIYに活用することも検討してみてください。不用になった庭石を適切に処理することで、庭の景観を美しく保ち、快適な生活空間を維持しましょう。
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