DIY初心者の方必見!お庭作りや駐車場のマストアイテム砕石とは!?
「庭をつくってみたいけれど、何から始めよう」
「駐車場のぬかるみをなんとかしたい」
「砕石って砂利と何が違うの?」
このようにDIY初心者の方にとって「砕石」はあまり馴染みのない言葉かと思います。
しかし、砕石はお庭をDIYや、駐車場で非常に重要なアイテムであるといわれています。
そこで今回は砕石とは何かを詳しくご紹介します。
○砕石とは何か?
「砕石」とは文字通り、石を砕いたような、角の尖った見た目をしているのが特徴です。
砕石(クラッシャーラン)30-0mm|庭ガーデニングの粋でおしゃれな石の専門店・揖斐川庭石センター
元々、道路の下地に使われる骨材で、砂利やダストと呼ばれる砕石の粉も含まれるため、よく締め固まります。 駐車場の整地によく使われる材料です。
○砕石と砂利との違い
砕石と砂利では形状が大きく異なります。
砂利が丸みを帯びたものや尖ったものが混ざっているのに対し、砕石は角がかなり尖っています。
色味も、砂利の多くは擦られどことなく白っぽい色をしていますが、砕石は砂利に比べ鮮やかな色をしています。
砕石は踏み固めると地盤がしっかりと固まりますが、砂利はいくら踏んでも地盤は固まりません。
これは、砕石の角が踏みつけることによって地盤に刺さり、動かなくなるからです。
DIYのように一からお庭づくりをする際は、地盤を安定させて崩れにくくしなければならないため、砕石は重要なアイテムになります。
○砕石の使用用途
粒の大きい砕石は隙間ができやすく、排水を促すのに効果的です。
雨が降っても雨水が溜まることなく、土が流れてしまうのを防ぐことができます。
地盤を固める特徴があることから、ぬかるみにもご利用いただけます。
高低差などにより雨水が溜まりやすい、花壇のように土がこぼれやすい場所のヘリなどに念入りに敷いておけば、雨にも強い安定したお庭をつくることができます。
○砕石の規格
砕石には規格があり、粒の大きさがそろっている単粒度砕石と粒の大きさがランダムの砕石があります。
DIYや道路の工事等によく使われる規格は0〜40mmの砕石です。
粒の大きさがランダムで細かい粒も混じっているので、比較的隙間ができにくく、締固まりが非常に良いのが特徴です。単粒度砕石は石の間に隙間ができやすいため、排水用に使われることが多いです。
道路用砕石とは何? わかりやすく解説 Weblio辞書
道路用砕石とは?砕石用語。 道路用砕石はJIS規格 A 5001-1988に示されている。 原石は、硬質の玄武岩、安山岩、石英粗面岩、砂岩、石灰岩またはこれに準ずる材質の岩石、または砕石の最大粒形の3倍以上の玉石であること。 品…
○再生砕石って何?
現在、使用されていたコンクリートを砕き、砕石として使用しているものも多くあります。
これを「再生砕石」といいます。コンクリートは時間が経てば経つほど硬化するため、砕石のように地盤を安定させるために使われる石には理想的な材料であるといわれています。
使用しなくなったコンクリートを砕石として再利用しているので、環境にも配慮した石であるといえるでしょう。
今回は「砕石」とは何なのかをお話ししました。
砕石は一見砂利と似ていますが、特徴は大きく異なることがわかりました。
DIYでお庭をつくろうとされている方は地盤固めに最適な砕石をお試ししてみてはいかがでしょう。
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