日本庭園を作りたい方必見|基本的な石組みの方法や注意点を解説
「日本庭園をつくりたいけど、石組みをするときって何に気を付けたらいいんだろう?」
「石」は日本庭園の4大要素として挙げられるほど、重要な要素です。
石の組み方によって、庭の雰囲気は大きく変わります。
そこで今回は、日本庭園における石組みの基本を解説します。
□石組みの基本
どの庭石をどこに置くかのことを石組みと言います。
ここでは庭の出来栄えを大きく左右する石組みの基本的な考え方についてご説明します。
*石の形・高さ・並びを揃えない
石組みでは、基本的に石の形や高さを揃えないようにします。
石を据えたときの形や高さが揃うと、変化がなく、単調な印象になってしまうからです。
また、3つ以上の石を並べるときは石を同じ直線の上に並べないようにしましょう。
こうすることで、より立体的で奥行があるように見せることができます。
*石を色彩・種類・石理の向きを揃える
庭石は採取された場所によって、山石や川石、海石という種類に分類されます。
石組みでは、据える石の種類が同じもので揃えることが重要です。
同じ環境で作られたものを組み合わせると、自然で統一感のある印象になります。
また、統一感のある庭をつくるために、石の色彩を揃えることも大切です。
例えば赤い石と青い石のように色彩が全く違うと、調和がとれず統一感がなくなってしまいます。
他にも、庭石の「石理」の向きがはっきりしている場合、その向きを揃えることもポイントです。
石理は庭石の模様や節のようなもので、これによって石の向きが決まることもあります。
この向きを揃えないと、不自然な印象になってしまうので、注意しましょう。
*庭の他の要素とのバランスを考える
これまで石同士の組み方について説明してきましたが、日本庭園を作る上では、庭の他の要素との組み合わせを考える必要があります。
全体のバランスを考えながら、石組みを決めるようにしましょう。
□複数の石の組み合わせ
*2つの石の組み合わせ
2つの石を並べる場合、一般的に大きさや形が違う石を選び、大きい石が小さい石を従えるように配置します。
また、石には石理や形によって、気勢という勢いが生まれます。
この気勢の向きが互いに支え合うように配置すると、安定感のある印象になります。
*3つの石の組み合わせ
3つの石を組み合わせる時は、2つの石の組み合わせに調和と均衡を持たせる石を追加します。
配置するときは、気勢のバランスを考慮しつつ、石の中心を結んだ三角形が不等辺三角形になるようにしましょう。
*5つ以上の石の組み合わせ
5つ以上の石を使う場合は、先ほど紹介した3つ以下の石の石組み方法を組み合わせることが基本です。
例えば、5つの石を使う場合は、3つの石の石組みと2つの石の石組みの組み合わせが考えられます。
□まとめ
今回は、日本庭園における石組みの基本についてご説明しました。
ご自宅に日本庭園を作りたいと考えている方は、ぜひご紹介したポイントを参考にしてみてください。
約8400m2ある石置場には、様々な色•大きさ•形の石を全国から集めて、展示しています。
DIYで庭作りされる素人のお客さん•庭師•工務店•外構屋•インテリア•店舗•花屋•設計事務所等のお客さんが、石を使ったおしゃれな庭を作られています。
#揖斐川庭石センター
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