ガーデニングをしたり、ほっと一息休憩をしたり、お子様と遊んだりと、お庭には様々な活用法がありますが、それはお庭のプライバシーが確保されているからこそ実現できるもの。
外からの視線が気になるようであれば、思い切ってDIYで目隠しをしてしまいましょう。
今回は、簡単にできるお庭の目隠しのアイデアをご紹介します。
フェンスと門扉
1.景観を考える
高すぎる目隠しを設置してしまうと圧迫感が出てしまいますし、家の外観に合わないものをチョイスしてしまうと印象がチグハグになってしまいます。
庭に目隠しをDIYする際は、統一感のあるおしゃれなアイデアを考えましょう。
色・デザイン・高さなど、様々な観点から考えることが大切です。
2.風通しを考える
何も障害物のなかった庭から目隠しを施した庭になると、少なからず風通しに影響が出てきます。
分厚いフェンスや壁を囲うようにDIYしてしまえば、お庭の中の風通しが悪くなり、湿気がこもりやすい状態になってしまうかもしれません。
そうなると、今まで大切に育ててきていた植物が枯れてしまうこともあるでしょう。
目隠しをしてプライバシーを確保することは大切ですが、風通しも両立することが大切です。
3.隠したいところは隠す
景観や風通し云々と紹介してきましたが、やはり何よりも大切なのは隠したいところをしっかり隠すことです。
多少風通しが悪くなったとしても、しっかりと目隠ししたい場所なのであれば目隠しの方を優先しましょう。
坂道や曲がり角などに面したお庭の場合、角度的に位置に気をつけなければならない部分があります。
実際に歩いたり、写真に撮ってみたりして、しっかり目隠しできているかを確認するようにしましょう。
□一番安くて簡単!布のDIYで目隠しするアイデア
目隠しのDIYで気をつけておきたいポイントが理解できたところで、それでは早速、目隠しのアイデアの1つ目をご紹介いたします。
お庭にフェンスや手すりがある場合には、より簡単に実現できます。
適切なサイズにカットした布をひもで取り付けるだけ。
フェンスや手すりがない場合は、一定距離につき棒で支えてあげるようにすると布がピンと張ります。
非常に安価に実現できるアイデアで、布の柄によって様々なデザインを楽しめるのが魅力です。
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ただ、布というだけあって紫外線で劣化したり、やぶれたり、色が褪せたりしてしまうことがあります。
定期的に張り替えるのが手間ではない方や、そこまで日が差し込まない場所に目隠しをしたい方にはおすすめです。
長持ちさせたい場合には、UVカット効果のあるシェードを活用するのも1つの方法として挙げられます。
もう少し高価なものであれば、シェードカーテンもおすすめです。
布製ではありますが、基礎となるフェンスがなくても骨組みを立てて丈夫に設置できます。
ただ、風の強い日には転倒してしまうことがあるので、様子を見守る必要があります。
□置くだけフェンスなら簡単DIYで立派な目隠しに!
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名前の通り置くだけで設置できる目隠しフェンスのことで、DIYでもビス留めくらいで簡単に設置できます。
布のDIYでの目隠しだとどうしても雨風が心配ですが、置くだけフェンスであれば全然心配いりません。
台風のように風が強い日でも、事前に倒しておけば十分に対策できます。
風で倒れないように、建物や植木にひもで結んでおくと対策できます。
先ほど少し触れたように、置くだけフェンスの種類によってはビス留めが必要な場合があります。
インパクトドライバーがあると便利ですが、ない場合は多少面倒かもしれません。
DIYではネジを使うことが多くありますから、これを機械にインパクトドライバーを購入してみるのも良いですね。
置くだけフェンスは、ほとんどが間のあいたフェンスです。
そのため、隙間があって目隠ししきれない部分がある可能性は否定できません。
しかし、置くだけフェンスは置いているだけなので、隙間がないと風を受け止めきれずに倒れる可能性が高まります。
それでも気になる場合は、金具で植木鉢をかけたり、先述のように布をDIYしたり、カバープランツを植えたりして工夫を施してみるのがおすすめです。
おすすめの高さは、100cm〜180cm程度です。
素材は樹脂製・アルミ製など様々なものがありますから、質感やデザイン性を比べながら選びましょう。
□まとめ
今回は、庭の目隠しのDIYアイデアをご紹介しました。
布と置くだけフェンスという比較的簡単なものをご紹介しましたが、いかがでしたか。
簡単ではありますが、目隠しとしての効果はしっかりあります。
景観や風通しには考慮しながら、目隠ししたい場所が隠せるようなアイデアを考えてみましょう。
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