庭園内に観賞、修景のために用いられる石。
野山、河川、海岸にある自然石の中から庭園の景石、飾石、組石などに適するものを選び出してそのまま用いたもので、加工した石は庭石とはいわない。
形は天然のよい姿のものが使われ、山石は風化してそれぞれ形に厳しさがあり、川石は沢石を含め流れ下る間に丸みを帯びて優しさがあり、海石は波に洗われて微妙な凹凸を生じ趣がある。
これらの自然の形に加えて、色彩にも味わいがあり、さらに人工的な傷や欠けた部分がなく、石の表面に古色をもったものがよい。
近年は、海外からの文化が日本で紹介され、海外の石も多く輸入されています。海外では、実用的な使い方が多く、アプローチや駐車場などには石張り、花壇や土留めなどには石積みなどがあります。また、自然のありのままの石の姿を模したロックガーデンなどもあります。
日本の石でも、このような使い方がありますが、日本では、宗教などの思想を庭の石で表現したり、自然の中にある石の姿をデフォルメして、抽象的に表現したりしています。
いび石がその庭石の価値を認められて初めて出荷されたのは、今から約80年前の明治の終わり頃です。久瀬村の白倉谷というところから青色を中心とした石を名古屋に出荷したのが始まりだそうです。それ以後、庭石としての名声が上がり、次第に需要が多くなってきました。
揖斐で良質な庭石が採れた理由は、
このように、揖斐の庭石は河川から庭石を採取できる場所でした。(採取するためには許可が必要で、さらに関係者立ち会いのもと、採取しています)
しかし、川から取りつくし、採取量がほとんどない状態になったため、山の岩盤を崩したごつごつの岩石を機械に入れて転がし、人工的に庭石をつくっていました。
そして、今現在、庭石自体の需要がなくなりつつあり、新たに石を取り出すことはしていないため、庭石は在庫のみとなり、貴重な存在となっています。
宮川 公一(みやがわ ひろいち)
3代続く庭石屋です。石の販売がメインですが、石を使った庭つくりや石のある庭の解体も手がけています。
石の持つ不思議な魅力を上手に使えたらなあと考えています。
宮川 忠士(みやがわ ただし)
庭の料理人
庭と料理人というコンセプトで新しい庭づくりを提案しています。庭と食というテーマで人と庭をつなげます。庭と食を愉しむ、新しい暮らしをお届けします。
弓削 英香(ゆげ ひでか)
昔の暮らしに学びながら、町並みに溶け込む素材選びを大切にしています。
お客様の使い勝手を1番に考え、お家を引き立て邪魔しないデザインや、住む人と一緒に年を重ねいい風合いが出る自然素材などを使ったご提案を致します。
「ただいま~」と一緒に、ホッと安らぐ玄関廻り。
道を行き交う人とも思わず挨拶したくなるようなどこかなつかしい空気を大切にご提案しております。
奥田 良樹(おくだ よしき)
「おもしろいにわ」を目指して、人と暮らしをみつめた庭づくりをしています。井戸や石積み、水琴窟など個性的なアイディアを持つ、地域に密着した庭師です。
適格請求書(インボイス)発行事業者の登録番号 T2-2000-0101-5917
木曽川より以西、名神高速道路より以北 関ヶ原町より以東。※施工エリア外の方は、場合により対応できますのでご相談下さい。
日本全国に販売させていただきます。
宮川 良一(みやがわ りょういち)
現在は第一線を息子に任せつつも、今まで培ってきた、経験や知恵に基づいてアドバイスしたり、自らトラックで配達、接客等、後方からの援護を続けている。
宮川 公一(みやがわ ひろいち)
【資格】
2級造園技能士、2級造園施工管理技士、2級土木施工管理技士、大型自動車免許、移動式クレーン運転士、採石業務管理士、高所作業運転者、車両系建設機械(整地・運搬・積込み・掘削用)車両系建設機械(解体用)、玉掛技能士