石の庭とは

庭園内に観賞、修景のために用いられる石。
野山、河川、海岸にある自然石の中から庭園の景石、飾石、組石などに適するもの を選び出してそのまま用いたもので、加工した石は庭石とはいわない。
形は天然のよい姿のものが使われ、山石は風化してそれぞれ形に厳しさがあり、川石は沢石を含め流れ下る間に丸みを帯びて優しさがあり、海石は波に洗われて微妙な凹凸を生じ趣がある。
これらの自然の形に加えて、色彩にも味わいがあり、さらに人工的な傷や欠けた部分がなく、石の表面に古色をもったものがよい。
近年は、海外からの文化が日本で紹介され、海外の石も多く輸入されています。海外では、実用的な使い方が多く、アプローチや駐車場などには石張り、花壇や土留めなどには石積みなどがあります。また、自然のありのままの石の姿を模したロックガーデンなどもあります。
日本の石でも、このような使い方がありますが、日本では、宗教などの思想を庭の 石で表現したり、自然の中にある石の姿をデフォルメして、抽象的に表現したりしています。